|
授業の目標
|
|
|
音や光に関する物理、生理学的・心理学的な見地から建築に求められる音環境や視環境に関する要件を理解した上で、建築技術者に必要な室内音響設計、遮音・騒音制御、採光・照明計画の基礎知識を修得し、設計計画に応用する力を養う。
|
|
|
|
到達目標
|
|
本講では特に、以下の項目を理解し、応用あるいは活用できるようになることを達成目標とする。 ① 音波の基本的性質とその表し方(単位)、音の大きさと聴感の関係 ② 残響時間の予測評価方法と最適残響時間の設計 ③ 測光量とその表し方(単位)と明視の条件 ④ 基本的な照度計算法 さらに、以下の項目について理解を深める。 ⑤ 音響材料の吸音・遮音特性と適用方法 ⑥ 採光・昼光照明計画の考え方
|
|
|
|
身につく能力
|
|
<全学ディプロマ・ポリシー>
○【知識・理解・技術】 1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている
【教養・基礎的能力】 2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている
【態度・志向性】 3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる
【態度・志向性】 4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる
【問題発見・解決能力】 5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている
【グローカル・創造的思考力】 6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている
|
|
|
授業の概要
|
|
音の物理的性質とその記述法について論じる。その上で、室内音響の計画と評価、騒音の評価と制御計画に関する基礎的な技術方策を学ぶ。
また、光の物理的性質とその記述法を知った上で、昼光を最大限利用した省エネルギー的で適切な採光(照明)計画手法について学ぶ。
|
|
|
|
授業の計画
|
|
Ⅰ.音環境(担当教員:松本教授)
まず音の物理的性質とその記述法について論じる。その上で、室内音響の計画と評価、騒音の評価と制御計画に関する基礎的な技術方策を学ぶ。一部に演習を含む。
第1週 音環境序論 ・室内音響計画の目標 ・音波の基礎
第2週 音の物理表示(1)・様々な物理量のdB表示
第3週 音の物理表示(2)・物理量と生理・心理
第4週 室内音響計画(1)・音響障害と室形状 ・最適残響時間とその予測
第5週 室内音響計画(2)・音響特性の評価法 ・計画事例
第6週 騒音制御計画(1)・遮音性能の評価と予測
第7週 騒音制御計画(2)・騒音の評価方法 ・計画事例
第8週 音響材料と構造 ・吸音機構 ・吸音材料 ・壁体構成例
Ⅱ.光環境(担当教員:長谷川教授)
光の物理的性質とその記述法を知った上で、昼光を最大限利用した省エネルギー的で適切な採光(照明)計画手法について学ぶ。一部に演習を含む。
第9週 光環境序論 ・光の物理と人間の視覚、光環境計画の目標
第10週 測光量 ・様々な物理量の表示
第11週 照度計算法(1) ・各種の物理法則
第12週 照度計算法(2) ・直接照度と間接照度の計算
第13週 採光計画 ・窓のタイプと特徴 ・評価指標
第14週 昼光照明計画(1)・計画指針
第15週 昼光照明計画(2)・計画事例
第16週 定期試験
|
|
|
|
授業時間外学修の指示
|
|
毎回宿題を課すので、配布資料などを参考に復習と予習を必ず行うこと。
音環境の講義(松本担当)の間に、一回分の補講(音環境部分のまとめと中間試験)を行うが、日程などは、別途、案内する(manabaのニュースでも)。
|
|
|
|
成績評価の方法
|
|
|
「授業の目標」に掲げた①~⑥に関する理解度を定期試験(8割)と課題レポート(2割)などに基づいて総合的に判定し、成績を評価する。特に①~④について理解していることを単位修得の条件とする。
|
|
|
|
テキスト・参考書等
|
|
テキスト:田中、武田他『最新建築環境工学(改訂4版)』、井上書院、¥3,000+税 ISBN 978-4753017577
参 考 書:日本建築学会編『建築環境工学用教材 環境編(第4版)』、日本建築学会、¥1,900+税 ISBN 978-4818922235
|
|
|
|
履修上の留意点
|
|
多くの内容をコンパクトに教授することになるため、特に復習を怠らないこと。
【manabaの利用方法】
事務連絡、配布資料のダウンロード元、(提出遅れの)レポートのアップロード先として活用するので、受講生はmanabaのコースニュースなどのアップデートに常に注目されたい。
|
|
|
|
資料
|
|
|
|
|
備考
|
|
|
音環境の分野では、デシベル(dB)計算を行うので、対数演算について履修前に復習するとともに、対数演算可能な電卓を用意すること。
|
|