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授業科目名 建築材料実験 
授業科目名(英字) Experiments in Architectural Materials 
必修・選択
必修 
開講セメスター
学部5 
ナンバリングコード EXP-1S-310 
単位数
担当教員

石山 智

副担当教員
大塚 亜希子 
実務経験のある教員等による授業科目に該当



授業の目標
「建築材料基礎」で習得した、主要な建築構造材料であるコンクリート、木材及び金属材料の力学的特性と、その特性に影響する因子との関係を、実験を通して理解することを目標とする。

さらにそれらの材料特性を踏まえて、材料及び部材の性能設計等を行う。また身の回りに用いられている建築仕上げ材料や材料の劣化状況について調査し、その特性について理解を深める。 
到達目標
①主要な建築構造材料の強度試験方法を理解し、試験から得られる各材料の力学的特性を説明できる。
②木造部材および鉄筋コンクリート造部材の基本的な設計ができ、実験により得られる性能との関係について説明できる。
③コンクリートの力学的特性を応用し、性能向上に寄与する要因について考察できる。
④仕上げ材料や材料の劣化が建築に及ぼす影響を考察できる。 
身につく能力 <全学ディプロマ・ポリシー>

 ○【知識・理解・技術】
  1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている

  【教養・基礎的能力】
  2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている

  【態度・志向性】
  3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる

  【態度・志向性】
  4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる

  【問題発見・解決能力】
  5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている

  【グローカル・創造的思考力】
  6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている 
授業の概要
数名のグループ毎に、実験又は調査を行う。前半では主要な建築構造材料であるコンクリート、木材及び金属材料の基礎特性に関わる実験を行う。後半では前半の実験で得られた材料の基礎特性に基づいて部材を設計し、実験により性能を検証する。また仕上げ材料について官能検査を行い、材料のイメージ傾向について調査する。最後に、実構造物を対象とした建築材料の劣化調査を行い、材料の劣化性状と耐久性の関係、適切な補修方法について検討する。 
授業の計画
※カッコ内の数字は授業回を示す。所属したグループにより実施する週が異なるため、各実験の実施週については明記しない。

1.各実験方法のガイダンス: 
 (1) 各種試験方法の規格、実験手順の解説

2.コンクリートの基礎実験: 
 (2) 調合設計、調合と強度の関係解説 
 (3) 調合設計を元にしたコンクリートの打設、養生
 (4) 作成したコンクリートの4週強度(圧縮、引張)試験

3.木材の基礎実験:
 (5) 無欠点小試験体による圧縮、曲げ試験

4.金属の基礎実験:
 (6) 鋼材・アルミ材の引張試験

5.コンクリートの高強度コンテスト:
 (7) コンテスト用試験体の調合検討と作成
 (8) 強度試験(コンテスト)

6.木造部材の設計:
 (9) 実在住宅を対象とした木造部材の断面設計
 (10) 実大部材の曲げ試験

7.鉄筋コンクリート部材の設計: (指導協力:建築構造学講座教員)
 (11) 縮小梁部材の設計および作成
 (12) 縮小梁部材の曲げ試験                  

8.仕上げ材料と空間:        
 (13) 仕上げ材料に関する官能検査の実施

9.建物の劣化:            
 (14) 建築材料の劣化調査と調査結果報告会の実施

10.材料試験の総合考察:     
 (15) 結果解説


※試験装置の関係上、上記の実験のメニューは所属したグループによって順番などが異なる。
※授業回は入れ替わる可能性がある。
※定期試験は行わない。

 (すべての回において、両教員が担当する。) 
授業時間外学修の指示
・第1回の講義(ガイダンス)の際に、各実験内容を概説する。この概説をもとに教科書に記載されている各実験の内容を予習し、それぞれの実験作業に備えておくこと。

・実験内容がレポート課題をまとめる際のベースとなるため、実験の記録ノートを授業終了後に整理しておくこと。 
成績評価の方法
全ての実験・調査に参加することを単位修得の最低条件とし、成績は各実験・調査毎のレポートにより評価(100%)する。なお、定期試験は行わない。

レポートは特に現象の観察力と結果に対する考察内容を重視する。考察は、主要な建築構造材料であるコンクリート、木材及び金属材料の力学的特性とその影響因子の関係を、自らの実験結果に基づき理解できていること、さらに、それに基づいた材料および部材設計への応用、仕上げ材料の特性、材料の劣化に関して、実験結果を通じて理解した内容により評価する。 
テキスト・参考書等
テキスト:日本建築学会編『建築材料実験用教材』 1,890円 ISBN978-4-8189-2206-8

参 考 書:日本建築学会編『建築材料用教材』 1,995円 ISBN978-4-8189-2229-7

      三橋博三ほか編『建築材料学』 共立出版 ¥3,300 ISBN978-4320076952 
履修上の留意点
講義中に行う実験作業の留意点について、第1回の講義中に説明するので、必ず出席すること。
また、本講義は建築材料基礎、建築材料構成法の内容について、実験によりその理解を深めるものである。
したがって、この二つの講義を履修していることが望ましい。

【manabaの利用法】
実験データの配布、レポートの出題、レポート提出、授業実施に関する重要な連絡などは全てmanabaで連絡するため、毎週必ずmanabaを確認すること。 
資料
備考
実験は複数のグループに分かれて違うメニューを行うことがある。 


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