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授業の目標
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この授業では、鉄筋コンクリート造建築物の構造設計を正しく学ぶために、鉄筋コンクリートの構造の原理・原則、さらに曲げモーメント、軸力、せん断力に対する鉄筋コンクリート柱・梁部材の抵抗メカニズムの原則を正しく理解することを目標とする。
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到達目標
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1.素材としてのコンクリート,鋼材の物性の特徴が説明できる。 2.鉄筋コンクリート部材に求められる性能を弾性から塑性域に至る力学的性状の変化と対応付けて説明できる。 3.梁および柱部材の曲げ挙動の特徴が説明でき、その強度算定が行える。 4.梁および柱部材のせん断挙動の特徴が説明でき、その強度算定が行える。
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身につく能力
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<全学ディプロマ・ポリシー>
○【知識・理解・技術】 1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている
【教養・基礎的能力】 2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている
【態度・志向性】 3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる
【態度・志向性】 4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる
【問題発見・解決能力】 5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている
【グローカル・創造的思考力】 6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている
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授業の概要
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下記の授業の計画に基づく講義、演習課題、時間外学修を通じて、授業目標を達成する。
小課題の出題範囲は、前回までの講義内容および当該回の授業内容とする。各授業前までに予習すべき範囲は下記(授業時間外学修の指示)に記載する。講義時間中に関数電卓を使用する場合があるので授業には必ず持参すること。授業で学んだことの理解を深めるため、主に計算演習を中心とした演習課題と小テストを宿題として課す。宿題はその週(できれば当日)までに終わらせてmanabaで提出すること。manabaでの宿題の提出方法は第1回のガイダンスで指示する。提出された宿題は原則翌週までに採点してmanabaを利用して返却する。
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授業の計画
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1 ガイダンス,鉄筋コンクリート構造の歴史と特徴
2 鉄筋とコンクリートの性質
3 鉄筋コンクリート構造に要求される性能
4 軸力を受ける鉄筋コンクリート柱
5 曲げを受ける鉄筋コンクリート梁(1.断面の応力とひずみ)
6 曲げを受ける鉄筋コンクリート梁(2.中立軸の算定)
7 曲げを受ける鉄筋コンクリート梁(3.曲げ強度の算定)
8 曲げと軸力を受ける鉄筋コンクリート柱
9 せん断力を受ける鉄筋コンクリート部材(1.せん断ひび割れのメカニズム)
10 せん断力を受ける鉄筋コンクリート部材(2.トラス機構とアーチ機構)
11 せん断力を受ける鉄筋コンクリート部材(3.せん断強度の算定)
12 せん断力を受ける鉄筋コンクリート部材(4.せん断補強設計の考え方)
13 鉄筋コンクリート部材の断面設計
14 鉄筋コンクリート梁の力と変形(「建築材料実験」との連携講義)
15 総括、鉄筋コンクリート造梁の構造実験の解説
16 定期試験
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授業時間外学修の指示
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授業で学ぶの知識の定着、考え方を修得するためには、講義中に内容を理解するとともに各回の授業前後の予習復習が重要である。
以下に各回授業で学習(予習・復習)すべきテキストの範囲を示す。所定の範囲を精読し,テキストの章末問題に取り組んでおくことが望ましい。
第1回:シラバス→授業の目標,到達目標,授業の計画等 :テキスト pp.002-012,→鉄筋コンクリートの長所と短所,鉄筋のはたらき 第2回:テキスト pp.013-026,→鉄筋とコンクリートの材料物性 第3回:テキスト pp.145-159,→要求性能に係る3つの荷重局面と性能確保の考え方 第4回:テキスト pp.029-039,→圧縮軸力を受ける柱,等価断面積の求め方 第5回:テキスト pp.041-044,→曲げよる断面の応力度(ひび割れ発生前まで) 第6回:テキスト pp.050-055,→ひび割れ後の中立軸の求め方 第7回:テキスト pp.055-056,→許容/終局曲げモーメント時の断面の応力度 第8回:テキスト pp.065-065,→壊れるまでの応力度の変化,柱の終局曲げモーメント 第9回:テキスト pp.073-079,→せん断ひび割れのメカニズム 第10回:テキスト pp.079-081,→トラス/アーチ機構,せん断ひび割れ強度 第11回:テキスト pp.084-086,→終局せん断強度式 第12回:テキスト pp.087-092,→せん断力に対する許容応力度設計 第13回:これまでの講義ノート→鉄筋コンクリート部材の断面設計 第14回:テキスト pp.129-137,→復元力特性,変形を求める方法 第15回:これまでの講義ノート→全体復習
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成績評価の方法
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鉄筋コンクリート部材の破壊挙動と耐力計算法を理解していることを単位修得の条件とする。
①定期試験(70%)と②小課題など(30%)に基づいて達成度と理解度を判定し、総合成績を評価する。
②の内訳は,受講参加度(10%),小テスト(10%),演習課題(10%)とする。
総点が60点以上を合格とする。
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テキスト・参考書等
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テキスト: 林静雄 『初めて学ぶ 鉄筋コンクリート構造』 市ヶ谷出版社 2,800円+税 ISBN:9784870711501
参考書: 丸田誠ほか『よくわかる 鉄筋コンクリート構造』森北出版 3,000円+税 ISBN:9784627553811
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履修上の留意点
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・ 構造力学Ⅰ/Ⅱを修得していることを前提に講義する。
・ 各回の授業内容を復習するとともに、指示された関連事項を予習しておくこと。
・ 講義では小課題等で関数電卓を使用する。
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資料
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備考
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「建築材料実験」と連動して鉄筋コンクリート梁の製作および構造実験を行う。破壊過程を実際に観察することにより、授業で学んだ鉄筋コンクリートの力学性状についての理解を深めてほしい。
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