シラバス参照

授業科目名 室内気候計画Ⅱ 
授業科目名(英字) Indoor Climate Design and Engineering II 
必修・選択
選択 
開講セメスター
学部5・7 
ナンバリングコード ARC-1S-304 
単位数
担当教員

長谷川 兼一

副担当教員
実務経験のある教員等による授業科目に該当



授業の目標
本講では室内気候計画の諸分野の内,換気・通風計画,省エネルギー計画を取り上げる。建物の環境設計を実施する上で,不可欠となる計画の要点を理解し,基本設計の段階でそれらを反映させる力を身につける。 
到達目標
本講義を通じて,以下の4つの項目を身につける。

①自然換気(風力換気,温度差換気)の算定法を習得し,単純な建物モデルの換気量を計算できる。

②建物における計画的な換気の重要性を理解し,換気計画の手順をたどることができる。

③地球環境時代における建物の省エネルギー化の重要性を理解し,その手法と設計上の要点を環境設計に展開できる。 
身につく能力 <全学ディプロマ・ポリシー>

 ○【知識・理解・技術】
  1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている

  【教養・基礎的能力】
  2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている

  【態度・志向性】
  3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる

  【態度・志向性】
  4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる

  【問題発見・解決能力】
  5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている

 ○【グローカル・創造的思考力】
  6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている 
授業の概要
四季を通じて建物内に要求される物理環境(室内気候)を適切に形成し,維持するための建築の計画手法を学ぶ。本講では,換気・通風計画ならびに省エネルギー計画について講義する。 
授業の計画
Ⅰ.換気・通風計画

第1週 換気・通風計画(1):通風・換気計画概論(空気環境の維持と換気、換気の方式)

第2週 換気・通風計画(2):換気の駆動力(1)-圧力と圧力差,静圧と動圧

第3週 換気・通風計画(3):換気の駆動力(2)-風圧力と風圧係数,温度差による換気

第4週 換気・通風計画(4):換気の駆動力(3)-機械換気の圧力差

第5週 換気・通風計画(5):換気計算の基礎(1)-ベルヌーイの式と圧力損失

第6週 換気・通風計画(6):換気計算の基礎(2)-隙間と通過風量

第7週 換気・通風計画(7):換気計算法

第8週 換気・通風計画(8):換気計算法-演習

第9週 換気・通風計画(9):換気計画のプロセス

第10週 換気・通風計画(10):建物の換気量の現場測定法



Ⅱ.省エネルギー計画

第11週 省エネルギー計画(1):省エネルギー計画概論,計画の要点

第12週 省エネルギー計画(2):住宅の省エネルギー基準(1)-概論

第13週 省エネルギー計画(3):住宅の省エネルギー基準(2)-外皮平均熱貫流率(UA値)と
外皮日射熱取得率(ηA)の計算法

第14週 省エネルギー計画(4):住宅の省エネルギー基準(3)-一次エネルギー消費量の計算法

第15週 省エネルギー計画(5):非住宅建築の省エネルギー基準-概論


第16週 定期試験 
授業時間外学修の指示
・毎回出題する課題レポートを期限までに全て提出すること。その上で,講義の内容が定着するよう充分に復習をすること。

・講義は,授業計画に沿って進める。毎回,授業の最後に次回の内容について紹介するため,教科書の該当する部分を中心に予習した上で講義に臨むこと。 
成績評価の方法
「到達目標」に掲げた項目①~④を理解・習得していることが単位認定の最低条件である。①~④に関する理解度を定期試験(70%)と課題レポート(30%)などに基づいて総合的に判定し,成績を評価する。 
テキスト・参考書等
テキスト:田中・武田他『最新建築環境工学(改訂4版)』 ,井上書院,3,000円+税,ISBN978-4-7530-1757-7

参 考 書:日本建築学会編『建築環境工学用教材 環境編』,日本建築学会,1,900円+税,ISBN978-4-8189-2223-5 
履修上の留意点
「室内気候計画I」を履修し,十分に理解していること。 
資料
備考
特になし。 


PAGE TOP