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授業の目標
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人工知能(AI)とは、知的なコンピュータプログラムを作る科学と技術である。深層学習・生成AIの発展により、文章要約、画像生成、意思決定支援などのAIサービスが浸透している。本講義では、課題解決にAI技術を活用できるようになるため、次のことを目標とする。 (1)探索の基本手法を身につける。 (2)知識獲得としての機械学習・深層学習・生成AIの基盤技術を身につける (3)自然言語処理・生成AI活用の基本を身につける。 (4)意思決定支援の基本手法として統計的因果推論を身につける。 (5)データ分析の進め方、AIの社会実装、法制度、AI倫理・公平性を理解する。
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到達目標
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(1)探索の基本手法として、網羅的探索、発見的探索、ゲーム木探索を具体例に適用できる。 (2)知識獲得の基本手法として、機械学習モデルの学習と評価の手順、ニューラルネットワークの学習プロセス、深層ニューラルネットワークモデル・生成AIの基盤技術について説明できる。さらに、決定木学習を具体例に適用できる。 (3)自然言語処理・生成AIの基本(確率的言語モデル、事前学習モデル〔BERT/GPT等〕の活用:ファインチューニング/プロンプト/エージェント、出力の評価・根拠付け)を説明できる。 (4)意思決定支援の基本手法として、潜在的結果変数の枠組み、統計的因果推論の手法を具体例に適用できる。 (5)データ分析の進め方、AIシステムの開発・社会実装、データ活用の法制度、AI倫理・公平性を説明できる。
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身につく能力
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<全学ディプロマ・ポリシー>
○【知識・理解・技術】 1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている
【教養・基礎的能力】 2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている
【態度・志向性】 3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる
【態度・志向性】 4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる
【問題発見・解決能力】 5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている
【グローカル・創造的思考力】 6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている
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授業の概要
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本講義では、最初に人工知能分野を概観し、深層学習・生成AIなどの現在の技術の到達点と課題について考察する。続いて、探索の基本手法として、網羅的探索、発見的探索、ゲーム木の探索について学ぶ。次に、知識獲得の手法として、機械学習モデルの学習と評価の方法、決定木の学習、ニューラルネットワークの基礎を身につけたあと、深層学習・生成AIの基盤技術を学ぶ。続いて、自然言語処理における、確率的言語モデル、Transformerに基づく言語モデル、生成AIのプロンプティング技術等(生成AI出力の評価と根拠付けを含む)について学ぶ。さらに、意思決定支援の基本手法として、統計的因果推論の枠組みと手法について学ぶ。最後に、人工知能の応用分野として、データ分析、AIの社会実装とビジネス/業務への応用、データ活用に関わる法制度、AI倫理・公平性について学ぶ。
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授業の計画
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第1週:人工知能技術(AI)の概観、AI技術の歴史的発展、現在のAI技術(深層学習、生成AIなど)の到達点と課題
第2週:探索方式1- 探索問題の定式化(状態空間、初期状態、目標状態)、網羅的探索(縦型探索、横型探索)
第3週:探索方式2- 発見的探索(最良優先選択、A*アルゴリズム)
第4週:探索方式3 - ゲーム木の探索、ミニマックス法、α-β枝刈、モンテカルロ木探索
第5週:知識獲得1 - 機械学習の基礎:機械学習(教師あり/教師なし)の概要、モデルの学習と評価の方法、データ分割・リーク・再現性、評価基準(Precision, Recall, F値)、決定木の学習
第6週:知識獲得2 - ニューラルネットワークの基礎:単純パーセプトロン、 階層型ニューラルネットワーク、誤差逆伝播法・勾配降下などの学習プロセス
第7週:知識獲得3 - 深層学習・生成AIの基礎:深層ニューラルネットワークモデル(CNN, RNNなどの位置づけ)、生成AIの基盤技術(Transformer、拡散モデル、画像言語モデル)
第8週:自然言語処理1:自然言語処理の概要、確率的言語モデル(n-gram 言語モデル)の特徴と限界、なぜ分散表現・Transformerへ行くか
第9週:自然言語処理2:BERT/GPT等の事前学習モデルのファインチューニング、生成AIにおけるプロンプティング技術・エージェント技術(生成AI出力の評価と根拠付け)
第10週:意思決定支援1 - 統計的因果推論の基礎:統計的因果推論とは、因果と相関の違い、潜在的結果変数の枠組み、交絡因子とDAG(Directed Acyclic Graph)、重要な仮定
第11週:意思決定支援2 - 統計的因果推論の方法論(1):回帰分析による統計的因果推論
第12週:意思決定支援3 - 統計的因果推論の方法論(2):傾向スコアを用いた統計的因果推論
第13週:応用分野1 - データ分析の進め方、分析⽬的の設定、仮説検証サイクル
第14週:応用分野2 - AIシステムの開発・社会実装、ビジネス/業務への応用
第15週:応用分野3 - データ活用に関わる法制度、AI倫理、AIの公平性
第16週:定期試験
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授業時間外学修の指示
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・講義の配布資料は事前にmanabaに掲載する。予習・復習に活用すること。
・授業終了時に次回授業テーマに関連する予習課題を与える。次回授業までに予習課題の解答をmanabaで提出すること。授業は予習前提で進める。
・毎回授業で演習問題を解く。演習問題の解答例はmanabaで公開するので、その解答例を見ることで授業内容を復習すること。
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成績評価の方法
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評価は定期試験と予習・演習課題により行い、授業の各到達目標の割合は、定期試験と予習・演習課題ともに、目標(1)20%、目標(2)20%、目標(3)20%、目標(4)20%、目標(5)20%である。評価方法の割合は定期試験70%、予習・演習課題30%とする。これらの総合評価により60%以上を合格とする。
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テキスト・参考書等
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参考書:
・大槻知史、最強囲碁AI アルファ碁 解体新書 増補改訂版、翔泳社、2,680円、ISBN:978-4798157771 ・北川源四郎、竹村彰通(編)、赤穂昭太郎、今泉允聡、内田誠一、清智也、高野渉、辻真吾、原尚幸、久野遼平、松原仁、宮地充子、森畑明昌、宿久洋(著)、応用基礎としてのデータサイエンス AI×データ活用の実践、講談社、税抜2,600円、ISBN:978-4065307892 ・高橋将宜 (著)、統計的因果推論の理論と実装 (Wonderful R)、共立出版、税抜3,500円、ISBN:978-4320112452 ・黒橋禎夫、 柴田知秀(著)、自然言語処理概論、サイエンス社、税抜1,900円、ISBN:978-4781913889
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履修上の留意点
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離散数学、情報理論で学んだグラフ理論、エントロピーについて復習し、内容を把握しておくこと。
【manabaの利用法】
・コースコンテンツを用いて、講義資料を配布する。予習に役立てること。
・小テスト機能、レポート機能を用いて、予習課題、演習課題を実施する。
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資料
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備考
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