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授業の目標
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エネルギー資源に乏しく、重大な原子力発電所事故を経験した我が国において、持続可能な社会システムを考える上で、「エネルギー」、特に「再生可能エネルギー」を体系的に理解することは重要である。本講義では、今後エネルギー資源として重要な位置を占める再生可能エネルギーに焦点を当て、その種別、原理、実際の利用状況、直面している問題などを理解し、再生可能エネルギー全体の体系化、課題について、適切な知識を獲得する。さらに、水素利用技術との組合せによる新産業創生や、スマートメーターや電気自動車といったICTや新蓄電技術との融合による電力網のスマートグリッド化など、再生可能エネルギーを活用するイノベーションについても理解することを目標とする。
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到達目標
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・日本が抱えるエネルギー課題と、それに対する再生可能エネルギー利用の位置づけを理解する。
・再生可能エネルギー全般について理解し、種々の特徴を整理することができる。
・再生可能エネルギー事業において何が問題となっているのかを理解し、その解決に向けた取り組みに対する自分の考えを持つ。
・再生可能エネルギー以外の技術との組み合わせによる新技術の可能性について、自分なりの構想を持つ。
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身につく能力
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<全学ディプロマ・ポリシー>
【知識・理解・技術】 1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている
【教養・基礎的能力】 2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている
【態度・志向性】 3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる
【態度・志向性】 4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる
【問題発見・解決能力】 5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている
○【グローカル・創造的思考力】 6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている
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授業の概要
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秋田県には、風力、太陽光、水力、地熱、バイオマスエネルギーといった再生可能エネルギー資源が豊富にあり、それらを利用する発電事業も盛んに行われている。一方で、これらの活動が素晴らしい景観や豊かな自然環境へ及ぼす悪影響を懸念する声があり、地元への恩恵もわかりにくいことから、近隣住民による反対運動も起きている。秋田県外に目を向けると、電力の供給過剰を避けるため再生可能エネルギー電力の出力抑制の問題も出始めている。本講義では、これらの再生可能エネルギー利用に関する基礎技術から、その応用の可能性、事業経営に係る様々な話題、地域社会との共存に関する課題まで、専門家を招いて、オムニバス形式で概論的に紹介していく。
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授業の計画
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第1回 講義内容全般についてのガイダンス
第2回 国や秋田県のエネルギー事情・政策
第3回 再生可能エネルギーの事業開発
第4回 国内および世界の再生可能エネルギー動向
第5~6回 施設見学・工場見学など
第7回 小水力発電
第8回 バイオマス発電の発展と将来展望
第9回 再生可能エネルギー電力の利用販売実績
第10回 太陽光発電の現状と課題について
第11回 地熱発電
第12回 再生可能エネルギーと水素利用
第13回 洋上風力発電
第14回 再生可能エネルギー事業と地域社会
第15回 まとめとレポート作成
※ 講師の都合等により、各回の内容を変更することがある。
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授業時間外学修の指示
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・本講義で取り上げた内容について、講義後も配布資料を読み直すなどして復習する。
・再生可能エネルギー利用に関するニュースや記事を積極的に調べ、講義では触れられなかった話題についても見識を広げる努力をする。
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成績評価の方法
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本講義の内容について、考えや感想をまとめたレポートにより評価する。
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テキスト・参考書等
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履修上の留意点
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資料
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備考
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再生可能エネルギーのハードウェア面だけでなく、事業運営といったソフト的な内容まで、広い範囲にわたり専門家の話を聞くことができる数少ない機会であり、全学科に向け受講を勧める。
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