|
授業の目標
|
|
建築設計を行う上で必要とされる、人間工学、空間の機能や構成、起居様式(椅子に座って暮らすか?床に直接腰を下ろして暮らすか?ベッドか布団か?)や家具、ユニバーサルデザインなど、建築計画に関係する基礎知識を身につけることを目標とする。
応用的な知識として、人の心理行動と環境との関係などについても学ぶ。
ハードとしての建築とソフトとしての人(ライフスタイル、人間関係、心理、行動)との関係を幅広く考えることができるようになり、設計に役立てることができるようになることが望ましい。
|
|
|
|
到達目標
|
|
建築計画に必要とされる基礎知識を身につけ,建築家の設計作品とその思想に対する理解を深め,設計に役立てられるようになる。
プレゼンテーションの基礎的な手法を身につける。
建築について多角的に検討し提案する基礎的な能力を身につける。
基礎的なプロポーザル書類を作成できるようになる。
|
|
|
|
身につく能力
|
|
<全学ディプロマ・ポリシー>
○【知識・理解・技術】 1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている
【教養・基礎的能力】 2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている
【態度・志向性】 3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる
【態度・志向性】 4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる
【問題発見・解決能力】 5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている
【グローカル・創造的思考力】 6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている
|
|
|
授業の概要
|
|
建築空間には様々な機能が含まれる。特に個々人のライフスタイルの多様化などにより、様々な価値観、生活習慣を持った人々に配慮した空間設計を行わねばならなくなりつつある。そのためには、人が建築環境とどう関わり、また影響されるのか、幅広い知識と思考力がもとめられる。
この講義では、実際に設計を行う上での実務上の知識はもちろんのこと、人間工学、環境心理学などの関連領域も含めて学習する。
|
|
|
|
授業の計画
|
|
主に扱う内容:
-第I部:設計のキーワードから建築家の住宅作品を読み解く-(担当:須田 眞史 教授)
1)ガイダンス,開く-閉じる
2)つなげる
3)あいまいにする(小課題「住宅作品を評価する」出題)
4)分ける
5)浮かす
6)離す
-第II部:計画を行う上での基礎・人間工学- (以降担当:込山 敦司 准教授)
7)住宅設計で用いられる建築構法と図面表現
8)モジュール,グリッドシステム,プレハブ住宅の構法(総合課題説明)
9)キッチンの設計と人間工学(51C型のキッチンと,その後のキッチン)
10)トイレ,バスルームの設計と人間工学
-第III部:人の心理や行動と安全に関わるデザイン-
11)快適性と住まいの寸法計画(広さ,天井高,床段差,容積の価値)
12)ユニバーサルデザインとバリアフリー,フェイルセーフとフールプルーフ
13)階段とスロープ,手すり,ガラス面のデザイン,色彩の基礎と視認性
-第IV部:集いと多様性に配慮した公共空間-
14)人の視線や動線に配慮した公共スペース(D/H比,シークエンス,町並みの心理評価)
15)集合住宅とまちづくり
※プロジェクト紹介や見学会等で順序や回数に変動の可能性がある
|
|
|
|
授業時間外学修の指示
|
|
各自の居住環境や都市環境を体験する際に,使いやすさや心地良さ等に関して疑問を持ち,考えるように心がけること。また,講義で学んだこと等から,改善案などを検討してみること。
建築に関する視野を拡げるために,建築や芸術に関連した書籍を読む(内容は自由),あるいはドキュメンタリー番組(TVやDVD)等をみることをすすめる。
|
|
|
|
成績評価の方法
|
|
担当教員(第I部担当:須田教授,第II部以降担当:込山准教授)ごとに,出題するレポート課題で評価する。 単位認定は、各教員の出題するレポート課題を全て提出し、提出物の体裁が基準をみたしており、講義でふれた基礎的な知識が記述内容及び提案に反映されていることを合格基準とする。さらに、建築環境に対する多角的な検討が文献調査などで行われ、提案内容に反映されていることが望ましい。
|
|
|
|
テキスト・参考書等
|
|
プリントを配布する。
参 考 書(必須では無い):コンパクト建築設計資料集成[住居]、丸善出版、\6,200+税、ISBN13-9784621076880
|
|
|
|
履修上の留意点
|
|
機会があれば、建物の見学や学外での活動を行う可能性がある。その場合講義時間と場所を適宜変更する可能性もあるので注意すること。
【manabaの利用法】小課題の希望調査で活用する。またリモート講義となった場合,レポートの提出確認で利用する。
小課題は、感染状況などを考慮し、プレゼンテーションを行わない課題となる場合がある。
|
|
|
|
資料
|
|
|
|
|
備考
|
|
|
本講義の理解を深めるために、心理学、社会学、及び総合科目を受講することをすすめる。
|
|