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授業の目標
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標準化の枠組みは近代工業の発達とともに整備されてきたが,現代の社会においては,衣食住を始め大半の「もの」や「こと」に標準化の考えが浸透している。本講義では,いくつかの専門分野から見た標準化の枠組みと基礎的手法に触れて理解を深めながら,標準化の有用性を多角的に思考する力を身につける。
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到達目標
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本講義を通じて,以下の2つの能力を身につける。
(1)標準化の枠組みと基礎的手法の理解を深め,ものづくりの場面に適用できる。
(2)自分の専門分野に関する標準化の基礎的問題に対して,建設的な議論ができる。
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身につく能力
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授業の概要
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標準を設定し,これを活用することを標準化と言い,標準化は近代工業の発達とともに整備されてきた。現在は国際的なISO規格が整備されつつあり,その適用範囲も工業製品を超えて我々の日常生活にまでも及んでいる。本講義は,前期課程の全専攻の学生を対象に,標準化の様々な側面を専門の異なる複数の教員が担当して講述する。
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授業の計画
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本講義は4人の担当教員による講義と学生による課題発表・討論とで構成する。
第 1 週:本講の概要説明とオリエンテーション(担当教員:長谷川兼一)
標準とは何かについて講義する。
第2、3週:一品生産と標準化(担当教員:長谷川兼一)
建設は基本的に一品生産であるため,標準化において量産品製造とは異なった注意点がある。建設業,建設工事に関連した業務・技術を標準化するに当たっての考え方,注意点,一般的手法および実例と歴史的変遷について講義する。
第4~6週:規格の枠組み(担当教員:鈴木庸久)
機械系の規格を中心に、その歴史、ISO規格の枠組みについて講義する。
第7~9週:各種物理量の単位,電気機器の標準化,パーソナルコンピュータの歴史と標準化(担当教員:戸花照雄)
・科学技術の発展には,あらゆる物理量の基準としての単位が必要である。 これら単位(長さ・質量・時間を表す単位,電磁気の世界を表す単位など)について歴史的経緯も含めて講義する。 ・国内と国外での家電等の電気機器の標準化について講義する。 ・パーソナルコンピュータの歴史を見ることで,現在のパソコンがデファクトスタンダードとなった経緯について講義する。
第10~12週:モノを超えた標準化(担当教員:梁瑞録)
ISO9000sやISO14000sが最近注目を集めている。モノ以外に品質や環境を維持するためのマネジメントシステムの重要性を講義する。
第 13 週:学生の発表課題に関する担当教員とのディスカッション(担当全教員)
第14~15週:学生による課題発表と討論(担当全教員)
なお,講義の順序は,変更することもある。
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授業時間外学修の指示
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講義中に指示した文献や資料に基づいて,自主的に文献調査や標準化の事例を確認するなどし,関連分野について予習・復習を十分に行った上で授業に臨むこと。
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成績評価の方法
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講義における教員とのディスカッションへの参加状況(20%),レポートや課題発表と討議(80%)により総合的に評価する。
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テキスト・参考書等
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担当教員が適宜,講義用資料を作成し配付する。また,教科書・参考書など,必要な場合に指示する。
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履修上の留意点
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講義中に配布した資料,指示した文献を読み,事前に理解していることを前提に次の講義を進める。
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資料
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備考
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第13週までに自分の専門分野の中で標準化に関して興味を持った事項を調査しておくこと。
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