シラバス参照

授業科目名 木質構造設計論 
授業科目名(英字) Design Theory for Wooden Structure 
必修・選択
選択 
開講セメスター
院前・2 
ナンバリングコード ARC-3S-509 
単位数
担当教員

板垣 直行

副担当教員
西田哲也、菅野秀人 
実務経験のある教員等による授業科目に該当



授業の目標
木造建築の歴史に伴う構法・構造形式の変遷を概観し、それらの構法・構造特性を理解する。その上で、木質構造の設計に必要な構造計算の理論を修得する。さらに、耐震診断方法、防耐火技術を理解する。 
到達目標
木質構造建築を設計するための、木材・木質材料の基本特性を理解し、それらを部材として構成する主な建築構法を説明できる。また、木質構造の構造特性を理解し、住宅において要求される構造性能を満たすための構造計算方法を説明できる。さらに、中大規模木造建築に適用される構造計算方法や耐震診断方法、防耐火技術を説明できる。 
身につく能力 <全学ディプロマ・ポリシー>

○(1)各研究科・専攻の専門分野に応じた高度な専門知識

○(2)各研究科・専攻の専門分野に応じた研究開発能力

 (3)高い水準の幅広い教養と倫理観

 (4)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、問題を発見し解決する能力

 (5)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、グローカルな視野をもって社会的・経済的価値を創出する力 
授業の概要
我国の伝統的建築構造である木造建築は明治以降大きく変化し、さらに近年では木質材料の出現やハイブリット技術の発達により、従来の木構造から木質構造として新たな時代を迎えている。本講義はこのような木質構造の構法と構造特性を解説し、その構造設計方法について論じる。 
授業の計画
1.ガイダンス -木造建築の歴史と構法・構造の変遷(板垣直行教授):第1回

2.木質構造の構法と構造特性(板垣直行教授、外来講師):第2回~第4回
  (1)伝統木造の構法と構造特性
  (2)現代の木造構法と構造特性
  (3)木質構造の法的体系と仕様規定

3.木造住宅の構造計算(板垣直行教授):第5回~第6回
  (1)壁量計算と偏心率の検討
  (2)接合耐力の検討

4.許容応力度計算(板垣直行教授、外来講師):第7回~第11回
  (1)木材・木質材料の基準強度と許容応力度
  (2)荷重・外力の算定
  (3)水平力に対する応力計算と断面検定
  (4)鉛直荷重に対する応力計算と断面検定
  (5)接合部の耐力と検定

5.高度な構造計算方法(西田哲也教授、外来講師):第12回~第13回
  (1)保有水平耐力計算
  (2)限界耐力計算、時刻歴応答解析等の適用

6.木造建築の耐震診断方法(菅野秀人教授):第14回

7.木造建築の防耐火性能(板垣直行教授):第15回 
授業時間外学修の指示
・第1回の講義の際に、各担当教員の講義内容を概説するので、指示のあった事項を予習しておくこと。
・講義内容がレポート作成の際のベースとなるため、講義ノートを講義時間外に整理しておくこと。
・各講義分野の最初に、まとめて資料を配付するので、それを予習・復習しておくこと。 
成績評価の方法
各担当教員の講義レポートの評価を100%として基本とし、出席状況や授業態度も考慮して、総合的に評価する。レポートにおいては、具体的な事例において、到達目標に示した説明を求める。 
テキスト・参考書等
講義に応じたプリントを資料として配布する。
参 考 書:
日本建築学会編『木質構造設計規準・同解説―許容応力度・許容耐力設計法』\4,800+税  ISBN978-4818905696
木造軸組工法住宅の許容応力度設計改訂委員会編『木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年版)』¥9,000+税 公益財団法人日本住宅・木材技術センター発行 
履修上の留意点
集中講義で行われる。日程は、受講学生の講義スケジュールと担当教員のスケジュールを調整して決めるため、履修登録以降になる。

【manabaの利用法】
担当教員により、資料の提示、小テストの実施、レポートの提出についてmanabaを利用することがあるため、適宜確認すること。 
資料
備考
特色ある教育プログラム「大規模木造建築」の必修科目である。 


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