|
授業の目標
|
|
|
近年、コンピュータや情報処理技術の進展に伴い、その情報伝送媒体としての通信システムでも目覚しい技術革新が急速に進んでいる。本授業では、これらの通信システムで用いられている基本的な技術と、現行の最新情報通信システムを学び、情報通信システムを設計・管理する技術力の向上を図る。
|
|
|
|
到達目標
|
|
・線形システムにおける伝達関数とインパルス応答、電力スペクトル密度について基本的な問題が解ける。
・最新の通信システム(例えば携帯電話システム等)について、その技術的ポイントを説明できる。
・現在の通信システムの問題点を指摘し、その解決策について議論できる。
|
|
|
|
身につく能力
|
|
<全学ディプロマ・ポリシー>
○(1)各研究科・専攻の専門分野に応じた高度な専門知識
○(2)各研究科・専攻の専門分野に応じた研究開発能力
(3)高い水準の幅広い教養と倫理観
○(4)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、問題を発見し解決する能力
(5)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、グローカルな視野をもって社会的・経済的価値を創出する力
|
|
|
授業の概要
|
|
|
授業では、前半は線形システムにおける信号伝送とひずみに関して講義し、後半は最近の無線技術の動向とその将来への展望を中心に、輪講形式の授業形態を取り、学生の予習結果の発表に付け加える形で技術の要点を解説するなど、受講者参加形の講義を行う。
|
|
|
|
授業の計画
|
|
以下の技術項目について講義を行う。
1.線形システムにおける信号伝送とひずみ(第1週~第5週)
フーリエ変換について復習した後、伝達関数とインパルス応答、電力スペクトル密度について学ぶ。さら に、自己相関関数と電力スペクトル密度がフーリエ変換対の関係にあることを学ぶ。
2.移動体通信(第6週~第8週)
移動体通信システムには携帯電話の他にタクシー無線等の業務用無線、列車無線、警察無線等があるが、ここでは携帯電話システムを中心に基本方式、基盤技術および標準化について学ぶ。
3.無線LAN(第9週)
インターネットと親和性の高い無線LANのレイヤ構成とプロトコルを中心に基本方式と標準化について、さらに将来技術について学ぶ。
4.環境電磁工学の基礎(第10~12週) 現在の複雑な電磁環境において電子機器が他者からの妨害を受けないように、あるいは他者への妨害電波を放出することを防ぐ技術である環境電磁工学(EMC)の基礎を学ぶ。
5.ミリ波通信(第13週) 担当:秋元浩平助教
ミリ波周波数の利用状況を踏まえ、今後のミリ波通信システム、特に超高速ワイヤレスアクセスへの展開について学ぶ。
5.RF-ID(第14週)
ユビキタス社会の一翼を担うRF-IDについて、その要求機能、技術動向やサービスの事例について学ぶ。
7.光通信システムと将来の通信システム(第15週)
現代社会の通信の根幹を支えている光通信の現状と用いられている主な技術や開発動向について説明す る。また、無線通信、光通信の将来動向について概観する。
|
|
|
|
授業時間外学修の指示
|
|
|
・毎回授業後に授業のポイント・重要事項を自分の言葉でまとめる。
|
|
|
|
成績評価の方法
|
|
|
課題レポート(60%)、講義での発表内容(30%)、受講態度(10%)により、総合的に評価する。
|
|
|
|
テキスト・参考書等
|
|
テキスト:プリントを配布する。
参考書:中嶋信生 編『新世代ワイヤレス技術』丸善 税抜4,100円
|
|
|
|
履修上の留意点
|
|
「波動伝送工学」、「通信システム学」を履修していることが望ましい。
【manabaの利用法】
|
|
|
|
資料
|
|
|
|
|
備考
|
|
|