シラバス参照

授業科目名 環境科学 
授業科目名(英字) Environmental Science for Beginning Students 
必修・選択
全学科必修 
開講セメスター
学部2 
ナンバリングコード SPE-1S-107 
単位数
担当教員

長谷川 兼一

副担当教員
金澤 伸浩 
実務経験のある教員等による授業科目に該当



授業の目標
 環境問題や資源問題により人間社会の持続可能性が憂慮されている。これらの問題の解決には、自然環境や社会環境を含めた全体的なシステムを理解し、それを産業や生活の体系の中に取り込んで考えることが必要である。今後、各自が専門科目を学び、また社会で活動する中で、直面する課題に対して持続可能な発展に資する意識を涵養することが本講の目的である。 
到達目標
 持続可能な発展に資する意識を涵養する基礎として、以下の3点を目標とする。

① 地球・都市・建物の各スケールに該当する環境問題と資源問題を例示することができる。

② 持続可能な社会システムを構築するために必要な取り組みの具体例を挙げることができる。

③ 自身の専門分野と関わり深い環境問題を理解し,それらの解決方法の概念を提示することができる。 
身につく能力 <全学ディプロマ・ポリシー>

  【知識・理解・技術】
  1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている

  【教養・基礎的能力】
  2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている

  【態度・志向性】
  3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる

  【態度・志向性】
  4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる

 ○【問題発見・解決能力】
  5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている

 ○【グローカル・創造的思考力】
  6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている 
授業の概要
 環境問題を自然科学および社会科学の観点から捉えること、ならびにその解決に向けて建設的に思考することが、これからの個人や組織、社会の目標を設定する際に重要となることを学ぶ。全学科の学生を対象として、2名の教員が内容(授業の計画参照)を分担して講義を行う。 
授業の計画
Ⅰ.持続可能な社会システムの構築に向けた環境問題の理解 (担当教員名:金澤伸浩)

 人口の増加や科学技術の発展に伴って生じる急速な環境の変化は、人間社会の持続可能性に対する脅威になっている。過去、現在あるいは未来の環境問題や資源問題に対する理解を深め、持続可能な社会システムを構築するための基本的な考え方を学ぶ。

 第1週 地球環境システムの成り立ち

 第2週 環境問題の変遷

 第3週 地球温暖化問題

 第4週 エネルギー問題

 第5週 化学物質とリスク

 第6週 資源の再利用と処分

 第7週 水資源・食料問題

 第8週 秋田の環境と持続可能な社会


Ⅱ.様々な空間スケールの環境と持続可能な建築・都市の創出(担当教員名:長谷川兼一)

  今日の建築環境問題や都市環境汚染は、人間と自然環境の不調和がもたらす最大の問題のひとつであり、地球環境問題の縮図である。家庭生活や都市生活をとりまく環境問題の現状について概説した上で、地球環境問題と日常生活の関わり、その解決のために我々のできることを学ぶ。

 第9週 様々な空間スケールの環境とSDGs

 第10週 都市スケールの環境(1) 都市の熱汚染 ~ヒートアイランド~

 第11週 都市スケールの環境(2)  環境と都市

 第12週 家庭生活と環境(1) 快適と健康

 第13週 家庭生活と環境(2) 化学物質による室内化学汚染と対策

 第14週 家庭生活と環境(3) ライフスタイルと環境負荷

 第15週 地球環境と都市・建築 問題の所在と価値・発想の転換 
授業時間外学修の指示
配布資料の内容を復習するだけでなく、興味のある事項や担当教員の指示事項について、講義時間外に自発的に学修すること。自発的学修を促すための宿題を課す。 
成績評価の方法
 「授業の目標」に掲げた①~③の項目に関する理解度を、講義の際に課す宿題や提出されるワークシート(60%)、および中間と最終の2つの課題(それぞれ20%)により評価する。なお、受講態度も評価に加味する。 
テキスト・参考書等
 オリジナルのテキスト(プリント)を使用する。参考図書は開講中に指示する。 
履修上の留意点
 環境科学は定型化された学問ではなく、時代の移り変わりに伴って変化し、また工学全般を横断するような内容を含むため、一冊の教科書で学べるものではない。すなわち、講義への参加と復習が大切である。 
資料
備考
 大講義室において大勢で受講する講義のため、お互いマナーに配慮されたい。 


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