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授業の目標
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冬季スポーツ(スキー・スノーボード)の実践において、安全管理の理解・遵守、雪上基礎技能の習得、装備・体調の自律管理、各日の目標設定・検証を行い、地元の自然・文化・地域資源への理解と愛着を深めることで、生涯スポーツの継続実践と地域活性化に資する素養を育む。
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到達目標
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授業を通して、以下の5つの資質・能力を身につける。 ①安全管理:スキー場内標識・行動規範・体調不良の初期兆候・衝突回避の基本について説明でき、実習中にそれらを遵守して滑走できる。 ②基礎技能:自ら選択した種目について、緩~中斜面で安全な停止と減速、および速度・進路をコントロールしながらの連続ターン(目安:5回程度)を安定して実行できる。 ③自己管理:装備の適合性を自ら確認し、気温・風・体調を踏まえて休憩・補水・防寒を計画・実行するなど、実習中の自己管理を主体的に行うことができる。 ④計画立案:各日終了時に自身の滑走を簡潔に振り返り、翌日の滑走に向けた具体的で観察可能な行動目標(2項目程度)を設定し、翌日の実習でその達成状況を自己評価・修正できる。 ⑤地域(自然・文化)理解と生涯スポーツ素養:本実習で体験した本県の雪質・気象・地形などの自然条件と、自身の安全な滑走や休憩の取り方との関係について、具体例を挙げて簡潔に説明できる。
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身につく能力
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<全学ディプロマ・ポリシー>
○【知識・理解・技術】 1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている
○【教養・基礎的能力】 2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている
【態度・志向性】 3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる
【態度・志向性】 4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる
【問題発見・解決能力】 5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている
○【グローカル・創造的思考力】 6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている
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授業の概要
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本科目は、事前講習と冬季の2泊3日の集中実習から構成される。事前講習では、冬季スポーツにおける安全管理、用具の選択と調整、気象・雪質とリスク、コースマップ読解などの基礎知識を学ぶ。現地実習では、レベル別レッスン(主にスキー班は現地スキースクールが指導、スノーボード班は主担当教員が指導する)を通じて、初級者を中心とした安全な滑走技能の習得を図るとともに、クーリングダウンや日々の振り返り、短尺動画による自己観察を通して、自己管理能力と翌日の具体的な行動目標設定力の育成を目指す。 また、受講対象者として、特に未経験者を優先的に受け入れ、本県の自然環境の中で冬季スポーツに触れる機会を提供する。
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授業の計画
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事前講習(種目に関わる安全管理と技術に関わる講義×4回),及び現地実習(2泊3日)の計22.5時間の学修を進める。 ・履修者人数:年度始めにスキー班10名、及びスノーボード班10名を上限とし、両学部の1年次生を対象に募集する。応募人数により抽選を行う。 ・実習開催場所:田沢湖スキー場、及び秋田県立田沢湖スポーツセンターを予定。気候等の影響により変更する場合もあり得る。 ・開講時期:事前講習は10月以降1月下旬までの間に計4回開講する。具体的日程は、履修者確定後に履修者と調整の上で決定する。その後2月中旬~下旬(施設との調整のもと決定する)に実習(2泊3日)を短期集中講義の形で実施する。
【事前講習】 第1週目 「冬季スポーツにおける安全管理の基礎」 第2週目 「用具・服装と基本姿勢の理解」 第3週目 「本県の冬季の自然条件とリスク認知」 第4週目 「実習の流れ・撮影と自己観察の方法・評価基準」
【現地実習】 第1日目 午後にオリエンテーション・班別の実技活動、夜間に振り返りと課題設定 第2日目 午前・午後に班別の実技活動、夜間に振り返りと課題設定 第3日目 午前に班別の実技活動、昼に最終レポート課題を指示し閉講
※ペア・グループ活動について 現地実習は、基本的にグループワーク形式の学修形態をとる。
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授業時間外学修の指示
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・予習と復習: 事前講習では講義資料を配布するので、講義後に資料を読み直すこと。不明点や理解できない内容があれば、各自参考図書で調べるか教員に質問し、現地実習の前に解決すること。最終回後には、manabaで講習内容に関する確認クイズ課すので回答すること。
現地実習では,最終日の活動後に、到達目標⑤に関するレポート課題(300字以上、manabaに提出)を課すので、期限までに作成し必ず提出すること.
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成績評価の方法
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・事前講習4回の内容についての小テスト(manaba小テスト形式):20点 ・現地での実技受講状況:60点 ・最終レポート(到達目標⑤に関して「自然条件と自分の滑走・安全管理の関係を示す具体的記述」を必ず含め、300字以上のレポートを作成しmanabaに提出):20点
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テキスト・参考書等
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・参考書:全日本スキー連盟著『日本スキー教程』芸文社、税別3,000円、ISBN-13 : 9784863969377 ・参考書:全日本スキー連盟著『日本スノーボード教程』芸文社、税別2,700円、ISBN-13 : 9784863969391 ・参考書:日本スノーボード協会監修『日本スノーボード協会スノーボード教程』山と渓谷社、税別2,900円、ISBN:9784635460309
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履修上の留意点
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・本科目は短期集中・宿泊を伴う学外実習であり、安全管理上、受講者数をスキー班10名、スノーボード班10名(計20名)を上限とする。 ・受講希望者が上限を超える場合は、提出書類の確認後、抽選により受講者を決定する。抽選にあたっては次の者を優先する。 ① 未経験者・初級者(授業内のみの経験を含む) ② 本県での冬季スポーツ経験機会が相対的に少ない者 ※優先条件の該当者が多数の場合は、当該者の中で抽選する。 ・受講者は、所定の様式により健康状態(既往歴・服薬・運動制限等)を申告し、担当教員が安全に参加可能と判断した者に限り受講を認める。 ・実習参加にあたり、大学が指定する傷害・賠償責任保険(学研災・付帯賠償責任保険等)への加入を必須とする。実習の特性を踏まえ、旅行・レジャー保険等による補償の上乗せを推奨し、必要に応じて追加加入の案内を行う。 ・実習中は全受講者にヘルメットの着用を必須とする。 ・事前講習(全4回)への参加を必須とする。事前講習の未受講や提出物未了がある場合、受講を認めないことがある。 ・実習中は教員および現地指導者の指示に従い、危険行為(例:指示のないジャンプ・トリック等、速度超過、立入禁止区域への侵入、無断離脱等)および他の受講者・一般利用者の安全を損なう行為を禁止する。 ・指示違反・危険行為が認められた場合は、①注意・指導、②当日の滑走中止、③実習参加停止(以後の活動から除外)等の措置を行う。参加停止となった場合、以後の受講継続および単位認定を行わないことがある。 ・参加停止となった場合の帰宅・宿泊・移動等に係る費用は本人負担とする(大学側の過失に起因する場合を除く)。
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資料
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備考
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・新入生オリエンテーション期間に事前説明会を行い、科目の目的・実施方法・安全管理・必要装備・保険・費用の概要を説明したうえで応募を受け付ける。応募者が定員(20名)を超える場合は抽選により受講者を決定する。
・現地実習に掛かる費用は、スキー場・宿泊施設の協力により割引価格で実施する計画であり、現時点では自己負担を基本としている。ただし、本学による金銭支援を含め調整中であり、支援の有無・自己負担額の確定は前期末までに通知する。
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