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授業の目標
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受講者が,差別概念の基本的整理と主要理論を理解し,現代社会の具体的事例に適用して,対立する立場を公平に整理したうえで,自らの見解を根拠に基づき論証できるようになることを目標とする.
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到達目標
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授業を通して,以下の資質・能力を身につける. 差別に関する主要概念(直接差別/間接差別,統計的差別,マイクロアグレッション,尊敬/侮辱,害の要件等)と代表的理論枠組みを説明できる. 具体的トピック(ジェンダー,レイス/エスニシティ,部落差別,教育・労働,性暴力,いじめ,AI等)について,文献・資料を根拠に論点を整理し,反対意見も含めて議論できる. 差別是正(アファーマティヴ・アクション,法政策,組織改革等)をめぐる論点を,倫理的・社会的観点から批判的に検討し,短いレポートとして説得的にまとめられる. ディスカッションにおいて,多様な背景を尊重し,倫理的配慮(当事者性・暴力表象・二次加害回避等)を踏まえて協働できる.
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身につく能力
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<全学ディプロマ・ポリシー>
【知識・理解・技術】 1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている
○【教養・基礎的能力】 2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている
【態度・志向性】 3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる
【態度・志向性】 4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる
【問題発見・解決能力】 5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている
○【グローカル・創造的思考力】 6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている
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授業の概要
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差別,偏見,不平等をめぐる現代的争点を,倫理学・政治哲学・社会学の接点から検討する.レイシズム,ジェンダー不平等,部落差別,移民・エスニックマイノリティ,性暴力,いじめ,AI・統計的差別,アファーマティヴ・アクション等を具体例として扱い,差別は「いつ,なぜ,どのように」不正となるのか,また差別を是正する制度はどのように正当化されるのかを学ぶ.講義に加えて文献講読と反転授業型ディスカッションを行い,根拠(概念・理論・事例・データ)に基づいて自分の言葉で論じる力を養う.
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授業の計画
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講義レジュメ・関連資料を配付し適宜映像資料を用いて講義を進める。 授業の進行の適切な時点で事前・事後学修を目的としたレポート等を求める。
第1週 イントロダクション:差別をどう定義し,どう議論するか 第2週 「他者」化,レイシズム,フェミニズムと言葉 第3週 差別する主体の研究/統計的差別 第4週 いじめと差別概念/差別と言語 第5週 レポート中間講評1(反転授業) 第6週 アファーマティヴ・アクション/能力主義批判/AIと不平等 第7週 差別は「悪意」か,「尊敬の欠如」か:規範理論の争点 第8週 不利益要件と差別:差別は「不利益」を要するか 第9週 「不正な差別」理論の比較 第10週 歴史・制度・日常の差別:マイクロアグレッションとダイバーシティ 第11週 科学・知識・差別:ジェンダー/レイスの「科学」と偏見 第12週 差別と暴力,戦争,男性性:交差する不平等 第13週 レポート中間講評2(反転授業) 第14週 性暴力・痴漢・軍事主義とジェンダー/差別の社会理論 第15週 まとめ
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授業時間外学修の指示
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本授業は、ミニ課題(コメントシート/短い読書ノート)と小演習(グループでの論点整理)を組み合わせる。授業資料は毎回配布し、重要概念は具体例と図解で確認する。授業時間外では、ミニ課題と演習のために事前に論点を整理しておくこと。
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成績評価の方法
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レポート:40% 関心をもったテーマに関するレポートを提出。 平常点評価:60% 課題提出(読書ノート)とコメントシートの提出。
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テキスト・参考書等
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教科書:なし。毎回プリントを配布する。 参考書:必要に応じて授業内で紹介する.
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履修上の留意点
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提出物(レポート、読書ノート)に関しては、事前に形式が決まっています。その形式に則っていなければ、採点不可となります。授業初日に必ず確認するようにしてください。
【manabaの利用法】 事前学習、授業で使用する資料の掲載、講義コメント・課題の提出等
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資料
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備考
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履修・学修に関して特別の希望があり、その旨の申し出があれば、担当教員が個別に判断し対応します。社会学の基礎知識(「社会学A」)を習得してから講義を受けることを推奨します。 状況によってはオンラインになる可能性があります。その際は、Web会議ツールの接続URLを提示します。初回授業時に必ず確認をしてください。
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