|
授業の目標
|
|
|
自然災害や人為的事故、公害による環境汚染、地球環境問題、伝染病など、現代においても人類に対するさまざまな脅威への対応が企業や個人に求められている。本特論では既存の環境リスクの削減技術の概要を理解した後、リスクを確率論的概念として定義し、この定義に基づくリスク管理の方法を学ぶ。また企業や大学が組織内で行うリスク管理や社会に対して行うことが望まれるリスク教育について理解を深める。講義と実習を通して、既存の環境リスク管理技術を理解し、確率論的なリスクの考え方に基づくリスク管理方法を立案できるようになることを目標とする。
|
|
|
|
到達目標
|
|
・一般に用いられる「リスク」という語が包含する様々な意味を説明できる。 ・環境リスクの事例とリスク低減対策技術の概要を説明できる。 ・リスクの教育プログラムを制作・実践できる。
|
|
|
|
身につく能力
|
|
<全学ディプロマ・ポリシー>
○(1)各研究科・専攻の専門分野に応じた高度な専門知識
○(2)各研究科・専攻の専門分野に応じた研究開発能力
○(3)高い水準の幅広い教養と倫理観
(4)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、問題を発見し解決する能力
○(5)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、グローカルな視野をもって社会的・経済的価値を創出する力
|
|
|
授業の概要
|
|
|
本講義では、環境リスク管理の理解とリスク教育の実践力の修得を目指す。環境リスクの事例やリスク低減対策技術、一般的なリスクアセスメント手法の概要を学んだ後、確率論的概念に基づくリスクの考え方から改めてリスクを理解する。最後にリスクリテラシーを身につけるための教育を実践する試みを行う。
|
|
|
|
授業の計画
|
|
1.リスクの基礎 第1回 リスクの定義 ~様々なリスクの定義~ 第2回 確率論的リスクの特徴 ~リスクの比較、絶対値、価値観~ 第3回 環境リスクアセスメント ~リスクアセスメント手法、リスクの指標~ 第4回 リスク認知とリスクリテラシー
2.環境リスクの事例と管理 第5回 水質汚染の環境リスク ~水質汚染、水処理技術~ 第6回 大気汚染の環境リスク ~大気汚染、大気汚染対策技術~ 第7回 化学物質汚染の環境リスク~有害化学物質、バイオレメディエーション~ 第8回 ものづくりのリスクアセスメント ~製品の生産と消費におけるリスクアセスメント手法~ 第9回 リスクマネジメント ~ISO31000、リスク管理と危機管理~ 第10回 リスクマネジメントの事例研究1 第11回 リスクマネジメントの事例研究2
3.リスクリテラシー教育の実践 第12回 参加型リスク教育プログラムの実践 ~Focus on Riskから~ 第13回 リスク教育プログラムの制作 第14回 リスク教育プログラムの発表 第15回 リスク教育プログラムの発表
|
|
|
|
授業時間外学修の指示
|
|
毎回指示をする。 リスクマネジメントの事例研究やリスクリテラシー教育においては、資料調査や発表準備などを行う。
|
|
|
|
成績評価の方法
|
|
|
ディスカッションや発表内容を50%、提出物を50%として総合的に評価する。
|
|
|
|
テキスト・参考書等
|
|
参考書: PLT, Exploring Environmental Issue: Focus on Risk, Project Learning Tree, 2,500円 (ISBNなし) リスク教育研究会, リスク教育アクティビティー集, 市販なし, ISBN9784600671617
|
|
|
|
履修上の留意点
|
|
大学教養課程の化学および環境工学に類する知識を有していることが望ましい。
【manabaの利用法】 講義資料の掲載、レポート提出などに利用する。
|
|
|
|
資料
|
|
|
|
|
備考
|
|
|
第10回以降は、履修者の人数により変更する場合がある。
|
|