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授業の目標
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システム構築とは,ソフトウェアやハードウェアなどを開発あるいは調達し,それらを組み合わせて動作する仕組みを作ることである.システムに組み込まれた各要素は相互に作用し合うことで振る舞いが変わりやすいため,全体として優れた性能を発揮でき,かつ時代の変化にも柔軟に対応できるようなシステムを構築する必要がある.この授業では,近年のインターネットやクラウドの普及によって一般企業にも利用が急速に広まりつつある情報システムを題材とし,要件定義,設計,テスト,デプロイといった構築の基本から,時代の要請によって誕生した最新の構築技術までを学ぶ.時代の変化に合わせてビジネスとシステムを成長させることで,産業と社会の発展に寄与できるようになる.
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到達目標
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・短期間でシステムを構築して,ビジネスチャンスを捉えられるようになる
・ビジネスの成長段階に応じてシステムの処理能力をスケールさせて,同時に運用で得た知見を活かして,ビジネスとシステムを共に成長させられるようになる
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身につく能力
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<全学ディプロマ・ポリシー>
○(1)各研究科・専攻の専門分野に応じた高度な専門知識
(2)各研究科・専攻の専門分野に応じた研究開発能力
(3)高い水準の幅広い教養と倫理観
(4)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、問題を発見し解決する能力
(5)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、グローカルな視野をもって社会的・経済的価値を創出する力
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授業の概要
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講義ではビジネスとシステムを共に成長させてゆくという戦略に立ち,1) テストに着目した要件定義やプログラミング,2) 疎結合を重視する外部設計,データ構造,内部設計,3) 統計処理,機械学習や人工知能を活用したデータ分析,4) 分散データベース,継続的インテグレーション/継続的デリバリー,セキュリティ,個人情報保護,社会に受容される情報システム,について学ぶ.この授業で学んだマイクロサービスアーティクチャを駆使して,学生自身が独創的な仮想サービスを作り,作成した仮想サービスに関するプレゼンテーションとデモンストレーションを行う.
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授業の計画
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第 1 週 オリエンテーション
第 2 週 モノシリックアーキテクチャの限界
第 3 週 マイクロサービスアーキテクチャとは
第 4 週 スケーラビリティの向上 1(プロセス間通信)
第 5 週 スケーラビリティの向上 2(分散トランザクション)
第 6 週 ビジネスロジックに基づく要件定義
第 7 週 疎結合なシステム設計 1(ドメインイベント)
第 8 週 疎結合なシステム設計 2(イベントソーシング)
第 9 週 疎結合なシステム設計 3(クエリーマネジメント)
第 10 週 疎結合なシステム設計 4(API ゲートウェイ)
第 11 週 テスト駆動型開発 1(ユニットテスト)
第 12 週 テスト駆動型開発 2(システムインテグレーションテスト)
第 13 週 実運用で段階的に求められるさまざまな要件
第 14 週 マイクロサービスのデプロイおよび分析と改良
第 15 週 仮想サービスのプレゼンテーションとデモンストレーション
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授業時間外学修の指示
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授業で学んだマイクロサービスアーキテクチャを駆使して,学生自身のアイディアで仮想サービスを作って発表すること.発表時間は発表に使える時間を受講者数で割って均等に配分し,学籍番号の順に発表することとする.なお,全てを一からコーディングする必要はなく,インターネット等で入手できる無償のライブラリを使用して構わない.
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成績評価の方法
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学生は,作成した仮想サービスのプレゼンテーションとデモンストレーションを行う. 教員は,学生が作成した仮想サービスを,新規性(オリジナリティがあるか),習得度(マイクロサービスアーキテクチャを上手く使えているか),影響度(どれくらい社会にインパクトを与えるか)の観点で評価する.なお,プレゼンテーションのスライドとデモンストレーションのプログラムは教員に提出すること.
成績は「第15週 仮想サービスのプレゼンテーションとデモンストレーション」のみで評価する.これ以外のテストやレポートは課さず,出席回数や態度も考慮しない.
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テキスト・参考書等
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①テキスト/参考書の別:テキスト ②著者名:Chris Richardson ③著書名:マイクロサービスパターン 実践的システムデザインのためのコード解説 ④出版社名:インプレス ⑤税抜価格:4,800円 ⑥ISBNコード:978-4-295-00858-3
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履修上の留意点
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わからないことがあれば,何でも気軽に質問してください.
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資料
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備考
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