シラバス参照

授業科目名 情報数理論 
授業科目名(英字) Information Mathematics 
必修・選択
選択 
開講セメスター
院前1 
ナンバリングコード BCA-3S-501 
単位数
担当教員

草苅 良至

副担当教員
実務経験のある教員等による授業科目に該当



授業の目標
計算機はある種の問題解決に非常に有効な道具である。多様化した現代社会の問題を計算機を用いて解決するためには、問題の本質を数理的に理解しなければならない。問題の数理的理解と定式化ができるようになり、計算機を用いた問題解決ができるようなる。
一方、計算機を用いても解決が困難な問題も知られている。計算機の理論モデルとそのモデル上での問題解決の仕組みを学び、計算機の限界を理解する。 
到達目標
(1) 正規言語を理解し、オートマトンの設計ができる。
(2) 文脈自由文法を理解し、プッシュダウンオートマトンの設計ができる。
(3) チューリングマシンの設計ができる。
(4) 問題の難しさの階層およびNP完全問題について理解する。 
身につく能力 <全学ディプロマ・ポリシー>

○(1)各研究科・専攻の専門分野に応じた高度な専門知識

○(2)各研究科・専攻の専門分野に応じた研究開発能力

 (3)高い水準の幅広い教養と倫理観

 (4)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、問題を発見し解決する能力

 (5)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、グローカルな視野をもって社会的・経済的価値を創出する力 
授業の概要
計算機および問題の数理的な取り扱い方を講義する。オートマトン理論、言語理論から初めて、計算量理論、アルゴリズム論を講義する。特に、計算機科学の中で重要な概念となっている「NP完全問題」や「NP困難問題」を中心にその周辺を講義する。 
授業の計画
第1週. オートマトンと正規言語
第2週.オートマトンと正規言語の等価生
第3周. プッシュダウンオートマトンと文脈自由文法
第4週.プッシュダウンオートマトンと文脈自由文法の等価生
第5周チューリングマシンと計算
第6周. チューリングマシンの符号化と計算不可能生
第7週.時間限定チューリングマシンとクラスP
第8周.非決定性チューリングマシンとクラスNP
第9周.多項式時間帰着
第10週.NP完全問題とNP困難問題
第11週.クラスNPとクラスPの境界
第12週.計算困難な問題への挑戦1(動的計画法と擬多項式時間アルゴリズム)
第13週. 計算困難な問題への挑戦2(数理計画法)
第14周.計算困難な問題への挑戦3(分枝限定法)
第15周.計算困難な問題への挑戦4(近似アルゴリズム) 
授業時間外学修の指示
参考書を熟読し、演習問題を行うと理解が深まる。
レポートにより成績評価を行うので、そのレポート作成を行う必要がある。 
成績評価の方法
・レポート、受講態度等を考慮して、総合的に判断して評価する。
・正規言語、文脈自由言語、チューリングマシン、NP完全問題に関する理解度により判定する 
テキスト・参考書等
参考書:岩間一雄著、「オートマトン・言語と計算理論」、コロナ社、¥3,000+税(1~4回対応)
岩間一雄著、「アルゴリズム理論入門」、昭晃堂、¥3,300+税(5~11対応)
マイケルシプサ著、渡辺治、太田和夫訳「計算理論の基礎」、共立出版、¥7,500+税
川添愛著、「白と黒のとびら: オートマトンと形式言語をめぐる冒険」、東京大学出版会、¥3080+税 
履修上の留意点
【manabaの利用法】課題提出と資料配布に用いる 
資料
備考
特になし 


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