|
授業の目標
|
|
|
科学技術の発展がもたらす倫理的な問題について理解するとともに、その問題に関する自分自身の考えを培う。具体的には、現代の集約的畜産に付随する動物倫理の問題――われわれは(家畜)動物に対して(どれほど)配慮すべきか――について、論点を整理して正確に理解し、その上で何が正しいのかを考える。
|
|
|
|
到達目標
|
|
・現代の集約的畜産に付随する動物倫理の問題を説明できる。 ・その問題に対する功利主義的な考え方と義務論的な考え方を説明できる。 ・その問題について主体的に考察できる。
|
|
|
|
身につく能力
|
|
|
|
|
授業の概要
|
|
|
まず、倫理学者ピーター・シンガーの『実践の倫理』第3章「動物に平等を」を英語の原典で講読し、功利主義の立場からの動物倫理の概要と、その帰結の一つ「われわれは肉食をボイコットすべきだ」という主張について理解する。つぎに、倫理学者トム・レーガンによる、義務論の立場からの動物倫理について理解する。これらのうえで、「動物は苦しみを感じるか」「人間には肉食が必要か」「集約的畜産を廃止することは何にどのような影響を与えるか」など、シンガーらの議論が孕む論点を整理し、それぞれの論点について、受講者に調査や考察をしてもらった上で、全体で検討する。最後に、シンガーらの主張に対する最終的な考えを、受講者各人に発表してもらう。
|
|
|
|
授業の計画
|
|
第1回 授業についての説明
第2回 Peter Singer, Practical Ethics の講読(1) 人種差別と種差別①
第3回 Peter Singer, Practical Ethics の講読(2) 人種差別と種差別②
第4回 Peter Singer, Practical Ethics の講読(3) 種差別の実態①―食物としての動物―
第5回 Peter Singer, Practical Ethics の講読(4) 種差別の実態②―動物実験―
第6回 Peter Singer, Practical Ethics の講読(5) いくつかの反対意見①
第7回 Peter Singer, Practical Ethics の講読(6) いくつかの反対意見②
第8回 Tom Regan, The Case for Animal Rights の講読(1)
第9回 Tom Regan, The Case for Animal Rights の講読(2)
第10回 論点の整理と検討(1)
第11回 論点の整理と検討(2)
第12回 映像資料の視聴
第13回 受講者による発表(1)
第14回 受講者による発表(2)
第15回 受講者による発表(3)
|
|
|
|
授業時間外学修の指示
|
|
・講読する文献について、事前に目を通しておくこと。 ・それ以外の時間外学修ついては、授業中に適宜指示する。
|
|
|
|
成績評価の方法
|
|
・平常点(予習や課題への取り組み、受講態度、討議への貢献度など) 70% ・最終発表 30%
|
|
|
|
テキスト・参考書等
|
|
・テキスト:コピーを配布する(Peter Singer, Practical Ethics, Cambridge: Cambridge University Press, 2011; Tom Regan, The Case for Animal Rights, California: University of California Press, 1983)。 ・参考書:授業内容に即して適宜紹介する。
|
|
|
|
履修上の留意点
|
|
【manabaの利用法】 授業で使用するテキストの掲載、資料共有等
|
|
|
|
資料
|
|
|
|
|
備考
|
|
|