シラバス参照

授業科目名 文学・文化学A 
授業科目名(英字) Literature and Cultural Studies A 
必修・選択
選択 
開講セメスター
学部1・3・5・7 
ナンバリングコード LIT-1L-101 
単位数
担当教員

高橋 秀晴

副担当教員
実務経験のある教員等による授業科目に該当



授業の目標
 人間存在の普遍的意味について考察するために、明治・大正・昭和の日本文化の軌跡を、文学作品に現れた作家の問題意識を通して捉える。 
到達目標
 (1)日本近代文学の基本的方向性について説明できる。


 (2)小説の読み方に関する基本理論について説明できる。


 (3)太宰治作品の特徴について説明できる。 
身につく能力 <全学ディプロマ・ポリシー>

  【知識・理解・技術】
  1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている

 ○【教養・基礎的能力】
  2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている

 ○【態度・志向性】
  3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる

  【態度・志向性】
  4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる

  【問題発見・解決能力】
  5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている

  【グローカル・創造的思考力】
  6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている 
授業の概要
 テキストに沿って太宰治の短編を読み、質疑応答を通じて日本の近代文学の流れ、読解の理論、太宰作品の特徴について考察する。 
授業の計画
 第1週 オリエンテーション①
      文学という芸術形式の特徴、及び、教科書、講義形態、評価について説明する。


 第2週 オリエンテーション②
      日本近代文学の流れを概説する。


 第3週 太宰治の文学活動を概観する。


 第4週 「燈籠」を通じて私生活と創作活動の関連について考察する。


 第5週 「姥捨」に託されたメッセージについて考察する。


 第6週 「黄金風景」における証言の作為性について考察する。


 第7週 「畜犬談」の設定意図について考察する。


 第8週 「おしゃれ童子」における事実と虚構について考察する。 


 第9週 「皮膚と心」の女性一人称という語りについて分析する。
      授業アンケートを実施する。


 第10週 「鴎」と時代背景との関わりについて考察する。


 第11週 「善蔵を思う」に潜在する不安について考察する。


 第12週 「きりぎりす」の自己批判の意義を検証する。


 第13週 「佐渡」を通して紀行文の特質について考察する。


 第14週 「千代女」の背後にある文学観について考察する。


 第15週 太宰文学の特質と文学史上の意義についてまとめる。 
授業時間外学修の指示
 ○発表担当者は、対象となる作家・作品に関する発表資料を作成すること。

 〇当該作品を予め熟読の上で授業に臨むこと。 
成績評価の方法
 ○発表内容(70%)と学修態度(30%)とによって判断する。 
テキスト・参考書等
 ○テキスト:きりぎりす -- 改版(新潮文庫 )太宰治 2008/11 新潮社 ISBN:9784101006130 KCN:1000104242 NDC:913.6 定価:¥693(本体 ¥630) 
履修上の留意点
 ○対象とした作品について発表し合うという演習形式を採る。 
資料
備考
○講義外の幅広い読書・思索活動を強く期待する。 


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