シラバス参照

授業科目名 化学・生物学実験Ⅰ(環境) 
授業科目名(英字) Experiments in Chemistry and Biology I 
必修・選択
必修 
開講セメスター
学部2 
ナンバリングコード EXP-2S-103 
単位数
担当教員

井上 誠

副担当教員
実務経験のある教員等による授業科目に該当



授業の目標
 生物資源の諸問題の発見と解決に「現場」重視の研究思考を持って取り組み、森林・耕地・水域等のフィールド研究を実践するために、講義などの学習では得られ難い法則や理論の基礎となるデータの取り方、データ処理、また実験結果に対する考察の方法などの化学実験全般の基礎的な知識を深め、必要な技術を身につける。 
到達目標
①定性分析実験を通して、化合物やイオン相互の反応について自分の言葉で説明できるようになる。
②定量分析実験を通して、定量操作に必要な操作ができるようになるとともに、化合物やイオンの量的関係を計算できるようになる。
③物理化学実験を通して、反応速度論やクロマトグラフィーに関する原理を説明し、基礎的操作ができるようになる。
④有機化学実験を通して、化学合成に必要な実験装置の構成を説明し、有機化学合成の基礎的操作ができるようになる。 
身につく能力 <全学ディプロマ・ポリシー>

 ○【知識・理解・技術】
  1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている

 ○【教養・基礎的能力】
  2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている

  【態度・志向性】
  3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる

  【態度・志向性】
  4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる

  【問題発見・解決能力】
  5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている

  【グローカル・創造的思考力】
  6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている 
授業の概要
化学全般にわたる基礎的な実験実習を行う。具体的には、①定性分析実験、②定量分析実験、③物理化学実験、④有機化学実験の4種類の実験をそれぞれ2~4回行う。 
授業の計画
以下の内容を15回に分けて行うが、順番が前後することがある。
(1)講義の目標・化学実験全般
第1週:化学実験での安全教育と注意事項、レポート(実験報告書)の作成方法
      基本的なガラス器具類や機器類(はかり、比色計など)の取り扱い方
(2) 定性分析実験
第2週:金属陽イオンの反応I(Ag, 水酸化物沈殿と錯イオン)
第3週:金属陽イオンの反応II(Cr, 硫化物沈殿,Cu・Znの分離)
第4週:系統分析(未知試料中の金属陽イオンの分離・同定)
(3) 定量分析実験
第5週:容量分析操作とデータ処理の基礎
第6週:中和滴定(食用酢中の酢酸濃度の定量)
第7週:キレート滴定(天然水中のマグネシウムおよびカルシウムの定量)
第8週:比色分析(銅イオンの定量)
(4) 物理化学実験
第9週:反応速度(過酸化水素分解反応の反応速度定数の測定)
第10週:吸収スペクトル(銅(II)錯体の吸収スペクトル)
第11週:クロマトグラフィーI(ペーパークロマトグラフィーと薄層クロマトグラフィー)
第12週:クロマトグラフィーII(高速液体クロマトグラフィー(HPLC))
(5) 有機化学実験
第13週:有機化合物の合成I(酢酸エチルの合成)
第14週:有機化合物の合成II(アセトアニリドの合成)
(6) 第15週:pH計の使い方と本実験のまとめ
分担教員:宮田 直幸、木口 倫、石川 祐一、澁谷 栄、高階 史章、渡邊 美穂、田代 悠人 
授業時間外学修の指示
事前学修の指示:
 実験テキスト・事前に配布された資料を精読し、その日の実験内容を十分に理解して、機械的操作に陥らないように心がける。よくわからない箇所がある場合は事前に教員に質問する。事故防止の観点からも内容の理解は重要である。
 実験計画を整理して、実験ノートを作成する。必要な場合はグラフ用紙を準備する。実験記録は大切に保存するので、化学・生物学実験I専用に糸などで綴じられたノートを準備する。
 なお、事前学修に関する詳細は、実験テキストに記載されているので精読すること。

事後学修の指示:
 レポートを提出して、はじめて実験終了となる。レポートは単なる実験記録ではなく、第三者に実験の内容や結果、さらにそれに基づく新しい事実や実験者の考察などを正確に伝えるものである。従って、正確で理論立った、読みやすい記述を心がける。
 実験内容をより深く理解するために、実験毎に演習問題が課せられる場合がある。テキストや資料、書籍などを調べて、各自が考え解答する。
 レポート作成に関する指示は実験テキストに記載してあるため、必ず精読すること。また、第1回のガイダンスではレポート作成に必須となる注意事項を説明するので、これらの指示を厳守すること。 
成績評価の方法
受講態度等および各実験項目ごとに提出するレポートにより総合的に評価する。特に、受講態度およびレポートの提出状況を重視し(60%)、レポート内容の評価(40%)と合わせて成績を決定する。なお、実験テキストp.8に成績評価に関する記載があるが、本科目では出欠およびレポートに関して、学科が定める評価基準を優先して適用する。第1回ガイダンスにおいてその詳細を説明するので、これらの指示を必ず確認し、厳守すること。 
テキスト・参考書等
テキストを第1週目に配布する。
(6) 第15週:pH計の使い方については別途マニュアルを配布する。
参考書類は開講時に紹介する。 
履修上の留意点
化学Ⅰの履修を終えていること、化学Ⅱを履修していることが望ましい。実験は原則として欠席できない。やむを得ず遅刻・早退・欠席が生じる場合は、必ず事前に担当教員へ連絡すること(緊急時は事後連絡でも可)。なお、詳細な取り扱いについては第1回ガイダンスで説明する。 
資料
備考
特になし 


PAGE TOP