シラバス参照

授業科目名 木質材料・構造論 
授業科目名(英字) Wood-Based Materials and Timber Construction 
必修・選択
選択必修 
開講セメスター
院前1 
ナンバリングコード FRS-4S-502 
単位数
担当教員

岡崎 泰男

副担当教員
山内 秀文、渡辺 千明、野田 龍 
実務経験のある教員等による授業科目に該当



授業の目標
木材は日本人にとって最も身近な生物資源材料であり、木材を使用した構造物は我が国の歴史と文化の発展に密接に関連してきた。本講では、木材利用の現状を理解した上でその将来を展望し、今後の木材利用や課題解決に対する提案ができるようになるために、木質構造物の成り立ち等について学習しその基礎知識を修得するとともに、近代以降主に木質構造の構成材料として開発されてきた木質材料の製造法、性質、使用法についての知識を修得する。 
到達目標
授業を通して、以下に示す資質・能力を身に付ける
① 木材利用の現状について述べることができる。
② 今後の木材利用や課題解決に対する主体的な提案ができる。 
身につく能力 <全学ディプロマ・ポリシー>

○(1)各研究科・専攻の専門分野に応じた高度な専門知識

○(2)各研究科・専攻の専門分野に応じた研究開発能力

 (3)高い水準の幅広い教養と倫理観

 (4)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、問題を発見し解決する能力

 (5)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、グローカルな視野をもって社会的・経済的価値を創出する力 
授業の概要
1)木質材料についての最低限の知識、木材物性と木質材料の加工技術との関係、基礎的材料力学、積層理論、密度の影響などを学習するとともに、接着剤と接着技術にも触れ、材料使用に伴うVOC問題などについて学ぶ。最後に、代表的な木質材料についてその用途や使用技術を学習し、開発段階にある木材加工などに関する新技術についても学ぶ。2)木造建築物の特徴および使用される木質材料の役割とその特徴を学ぶ。3)国産材の利用拡大の観点から橋梁や治山ダム等の土木構造物への木材・木質材料の用途が広がっている。これらの事例を学ぶとともに、構造物に要求される安全性や耐久性を確保するために必要とされる具体的な知識や設計の考え方について学ぶ。4)日本各地に残る民家に見られる住まいの文化を中心に、木質建築構造物について学ぶ。また、地域型住宅への取り組みやそれらを活用したまちづくりについても学ぶ。 
授業の計画
第 1週 木質材料・構造論ガイダンス (岡崎)
1)木質材料 (山内)
第 2週 木質材料開発の歴史
第 3週 木質材料からみた木材の組織・化学・物理
第 4週 木質材料と材料設計・評価方法
第 5週 木質材料工学各論
2)木造建築とその構造  (岡崎)
第 6週 木造建築の種類と各工法の特徴(概説)
第 7週 中大規模木造建築とその特徴
第 8週 伝統工法とその特徴
第 9週 木造住宅工法とその特徴
3)木質土木構造物 (野田)
第10週 木材・木質材料を利用した土木構造物 -木橋とその構造-
第11週 木材・木質材料を利用した土木構造物 -木製ダム、木杭基礎工法等-
第12週 耐久性を考慮した土木構造物の設計の考え方
4)木質建築構造物 (渡辺)
第13週 日本各地の気候風土と民家
第14週 地域型住宅への取り組み
第15週 地域社会における木材利用とまちづくり

本講義では講義の理解を深めるために、工場および構造物の実地見学の機会を提供する。 
授業時間外学修の指示
次回講義テーマについて、インターネットや書物により、事前に予習しておくこと。
また、講義の終了後に配付されたプリントや資料を再度読み直すこと。 
成績評価の方法
受講態度(60%)および課題レポート等提出(40%)で評価する。 
テキスト・参考書等
講義に応じたプリントを資料として配付する。
参考書:
 1) 有馬孝禮ほか編 『木材科学講座(9) 木質構造』  税抜 2,286円
 2) 秋田県立大学木材高度加工研究所編 『コンサイス木材百科』 秋田文化出版 税抜 2,600円
 その他適宜講義で紹介する。 
履修上の留意点
毎回出席をとる。授業中の質問やディスカッションへの参加など、積極的に学ぶ姿勢を求める。

【manabaの利用方法】
授業に関する諸連絡、レポートの提出等で利用する 
資料
備考
講義内容等に関する問い合わせがある場合は、メールで担当教員へ連絡してください。なお、担当教員のメールアドレスはmanabaのコースニュースに掲載しています。 


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