シラバス参照

授業科目名 生物材料利用学実習 
授業科目名(英字) Practical Studies in Biomaterial Utilization 
必修・選択
選択必修 
開講セメスター
院前1 
ナンバリングコード EXP-4S-510 
単位数
担当教員

山内 秀文

副担当教員
岡崎泰男、澁谷栄 
実務経験のある教員等による授業科目に該当



授業の目標
人間は各種資源を利用して、生活上の必要なものを創り出していく必要があり、さらにその創造の範囲は材料そのものから、その材料を組合わせて種々に構築するまでの多岐にわたる。将来的に持続可能な生産を考えると、生物材料として最も蓄積量の多い木材は特に重要な資源と考えられるが、その利用において様々な問題が存在していることも事実であり、それらの問題点を理解し、それを解決・改善しながら利用していかなければならない。この実習では、木材・木質材料の取り扱いに関する科学的・技術的視点を通じ、将来的な木材利用における問題点を発見・解決する手段やそれを考察することを学ぶ。 
到達目標
本実習を通して、以下に示す3つの資質・能力を身につける。
① 木材の組織構造・木材物性・木質材料・木材化学・木質構造に関する概要を理解し述べることができる。
② 実際の木質関連産業の現場を見学・体験することにより、木材の性質と生み出される価値・機能の関係を説明することができる。
その上で、
③木材製品の製造や構造など利用上の問題点を抽出し、解決するための手段について考察することができる。 
身につく能力 <全学ディプロマ・ポリシー>

○(1)各研究科・専攻の専門分野に応じた高度な専門知識

 (2)各研究科・専攻の専門分野に応じた研究開発能力

 (3)高い水準の幅広い教養と倫理観

 (4)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、問題を発見し解決する能力

 (5)高度な専門知識・研究開発能力・倫理観・幅広い教養を統合し、グローカルな視野をもって社会的・経済的価値を創出する力 
授業の概要
簡単な材料作成・構造実験を行うとともに、実際に事業が行われている林業作業現場や木材・木質関連の生産現場を訪問・見学し、種々の問題提起や解決方法などを教員や他の学生、現場従事者などとディスカッションすることで、木材利用の基本原理と資源を取り巻く様々な問題を体験的に学習する。本実習は、大学院「特色あるプログラム」の「大規模木造教育プログラム」の選択必修科目となる。 
授業の計画
なお、日程および訪問場所は昨年度の実績を基に参考として示したもので、時節や相手都合などを勘案して適宜選定・変更する。変更や各種連絡などについては、原則としてmanabaを通じて行う。

【第1日目:6時間】
秋田の森林・林業の現場・製材工場・発電設備見学((株)門脇木材、(株)大仙バイオマスエナジー))
・森林の立木から丸太、そして製材へと加工する上での問題点抽出と解決に関するディスカッション
・バイオマス利用としての問題点抽出と解決に関するディスカッション

【第2日目:6時間
きのこ生産施設((有)峰浜培養)、簡単な木質構造設計とその試作(1)(木材高度加工研究所研修室)
・木材を利用した食料品の生産における問題点抽出と解決に関するディスカッション
・製材や木質材料などの建築物への利用に関する講義
・簡単な木質構造設計と材料の具体的配置に関する実習

【第3日目:6時間】
集成材製造工場(ティンバラム(株))見学、合板製造現場見学(秋田プライウッド(株))
・木質系軸材料の製造と利用における問題点抽出と解決に関するディスカッション
・木質材料の製造と廃材などの利用における問題点抽出と解決に関するディスカッション
・育苗現場の実態把握と課題抽出・解決に関するディスカッション

【第4日目:6時間】
簡単な木質構造設計とその試作(2)(木材高度加工研究所)
・実技による構造部材の加工上の問題点抽出と解決に関するディスカッション
・製材や木質材料などの建築物への利用に関する理解 
授業時間外学修の指示
・これまでの木材利用に関する授業等で得た資料や関連図書(「コンサイス木材百科」など)に目を通しておくこと。
・企業訪問時に積極的にディスカッションできるよう、事前に訪問先の企業に関する情報を入手、確認しておくこと。 
成績評価の方法
出席態度等(50%)のほか、ディスカッションへの参加意欲(30%)、課題テーマのレポート(20%)により総合的に判断する。 
テキスト・参考書等
実習時テキスト:
 実習に応じたプリントなどを適宜配付する。
参考図書:
 高田克彦/林知行編 『フォレスト・プロダクツ』 共立出版(株) 税抜 3,500円
 秋田県立大学木材高度加工研究所編 『コンサイス木材百科』 (有)パレア 税抜 2,600円 
履修上の留意点
・企業見学を含む実習のため、原則として補講等の対応はできない。そのため、履修に際しては学会等、他の日程に十分留意すること。
・見学先の都合等により、直前に予定等を変更する可能性があるため、定期的にmanabaを確認すること。
・見学に際し、バス等による長距離の移動を伴うため、車酔いなどの心配がある人は酔い止めを服用する、能動・受動問わず感染症に心配がある人はマスクを準備・着用するなど、自主的に体調管理すること。 
資料
備考
内容等に関する問い合わせがある場合は、教務チームに問い合わせてください。 


PAGE TOP