シラバス参照

授業科目名 キャップストーンプロジェクト(知能メカトロニクス通論Ⅳ) 
授業科目名(英字) Capstone Project(Integrated Principles of Intelligent Mechatronics IV ) 
必修・選択
必修 
開講セメスター
学部6セメスター 
ナンバリングコード  
単位数
担当教員

知能メカトロニクス学科教員

副担当教員
実務経験のある教員等による授業科目に該当



授業の目標
キャップストーンプロジェクトは、5セメスターまでに学修した知識や技能を統合・応用して、企業や自治体などが現場で直面している課題や実社会における問題にグループで取り組む教育プログラムである。
この科目では、企業や自治体などへの訪問やオンラインでの打合せを通して、課題の背景を調査・分析し、目標設定をして解決策を提案する。本プログラムを通して学修した知識や技能の活用方法や、不足している知識・技能の認識とその習得方法を学ぶ。さらに主体性を養い、チームワークとコミュニケーション能力を醸成する。 
到達目標
1)与えられた制約の下で計画的に仕事を進めることができる
2)種々の科学、技術及び情報を活用して、要求を抽出し解決策をデザインできる。
3)課題解決に向けて自分の役割を決め、積極的に取り組むことができる。
4)口頭発表や実習先での討議を通じたコミュニケーションができる。 
身につく能力 <全学ディプロマ・ポリシー>

 ○【知識・理解・技術】
  1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている

 ○【教養・基礎的能力】
  2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている

 ○【態度・志向性】
  3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる

 ○【態度・志向性】
  4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる

 ○【問題発見・解決能力】
  5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている

 ○【グローカル・創造的思考力】
  6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている 
授業の概要
本科目では学外企業等において生じている実務上の課題に対し、研究室に配属されたメンバーで構成したチーム(4~6人程度)により解決に向けた取組みを行う。企業等への訪問および調査、打合せ等を通じて、背景の調査、課題の分析、目標設定を行い解決に向けた計画を立案する。その後、計画に従って実施(必要に応じてシステムの設計・製造、実験的評価、実験結果の分析、および定期的な打合せ等)し、中間評価を経て最終結果の発表とレポートの作成を行う。 
授業の計画
①ガイダンス:企業からの課題に関する説明、チームの構成と役割分担
②企業での実地調査
③背景調査、課題分析、目標設定
④解決方法提案、計画立案:相手方との合意(10月末)
⑤解決方法の具体化(システム構築など)1
⑥解決方法の具体化(システム構築など)2
➆解決方法の具体化(システム構築など)3
⑧実験等の1回目
⑨実験結果のまとめと考察、課題抽出と計画修正
⑩解決方法の具体化(システム構築など)4
⑪解決方法の具体化(システム構築など)5
⑫実験等の2回目
⑬実験結果のまとめと考察、報告書作成
⑭発表準備、報告書作成
⑮口頭発表によるプレゼンテーション(1月末)

※計画の詳細は相手先の企業等および指導教員との打合せによって決定される




【分担教員】
下井信浩、齋藤直樹、齋藤敬、伊藤亮、岡本洋、戸花照雄、高山正和、能勢敏明、小谷光司、山口博之、本間道則、伊東良太、新任教員 
授業時間外学修の指示
自ら情報収集を行い、協業先の企業等に提案するアイディアを考案、実践すること。 
成績評価の方法
原則全日程に出席、まとめのレポートをチームとして期日までに提出した者が評価の対象となる。

成果物(レポート)の採点結果および取り組み姿勢(70%):指導教員が評価
プレゼンテーションの採点結果(30%):口頭発表時の審査教員が評価 
テキスト・参考書等
担当教員(各研究室の指導教員)の指示に従うこと 
履修上の留意点
1.原則として配属された研究室においてチームが作られる。
2.やむを得ない欠席については速やかに担当教員へ届け出ること。無断での欠席や遅刻は相手先企業等をはじめ関係者に迷惑をかけることになるため避けること。
3.成果物の締切や提出方法、最終発表会の実施要領などはmanabaを通じて連絡するため随時確認すること。 
資料
備考
令和8年度以前入学者向け「知能メカトロニクス通論IV」(必修)に対応する。
事後科目:卒業研究など