シラバス参照

授業科目名 経営システム工学演習Ⅱ 
授業科目名(英字) Exercises in Management Science and Engineering II 
必修・選択
必修 
開講セメスター
学部4 
ナンバリングコード EXP-1S-214 
単位数
担当教員

星野 満博

副担当教員
実務経験のある教員等による授業科目に該当



授業の目標
 経営システム工学を学ぶ上で必要となる数学・統計学・経営工学手法について演習を行う。経営工学・経営問題に関わる幾つかの統計手法、意思決定手法の演習を通じて、科学的かつ戦略的な技法・発想方法を習得することを目的とする。同時に、計算機活用能力、論理的説明能力を高めることを目的とする。 
到達目標
・基本的な意思決定手法、生産管理技法、統計手法についての理解し、それらの手法を基本的な問題において適用できること。

・計算機を援用して、基本的な表計算、数値計算、数式計算ができること。

・微分法、積分法、行列等に関わる基本的な数学的概念が理解でき,説明できること。また,これらの計算ができること。 
身につく能力 <全学ディプロマ・ポリシー>

 ○【知識・理解・技術】
  1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている

  【教養・基礎的能力】
  2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている

 ○【態度・志向性】
  3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる

 ○【態度・志向性】
  4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる

  【問題発見・解決能力】
  5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている

  【グローカル・創造的思考力】
  6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている 
授業の概要
 微分積分、線形代数の基本的な計算演習および、生産管理、数理モデル、オペレーションズリサーチに関連する分野の技法の演習を実施する。

 演習および課題リポートの作成を通じて、MS Excel、数理計算アプリケーションの活用能力の育成などコンピュータリテラシーを高めることを目標の一つとしている。 
授業の計画
1.微分積分演習

 第1回 微分法,関数の近似,微分方程式

 第2回 重積分


2.数理モデル、オペレーションズリサーチ演習

  以下の意思決定手法を例にオペレーションズリサーチ、生産管理の基本的な計算技法、解析技法および考え方を学ぶ。

 第3回 階層分析法(基礎)

 第4回 階層分析法(応用,固有値による計算)

 第5回 時系列分析

 第6回 待ち行列モデル(数理モデル)

 第7回 待ち行列モデル(数値計算)

 第8回 スケジューリング(日程計画)

 第9回 スケジューリング(ジョブショップスケジューリング)

 第10回 最適化(問題,解法)

 第11回 動的計画法(最短経路問題,資源配分問題等)


3.線形代数演習

 第12回 行列,行列の計算


4.統計分析手法に関する演習

 第13回 正規分布,正規性

 第14回 ノンパラメトリック検定,ノンパラメトリック相関

 第15回 独立性検定,統計演習



第16回 定期試験


分担教員:荒谷洋輔                                                                       
授業時間外学修の指示
・リポート課題の提出期限を守ること。

・復習を必ず行いましょう。

・ 復習は、できるだけ授業直後に行うこと。また、授業中に解らなかったことは、じっくり時間をかけて考えると理解できるものも多いので、余り日数を空けずに、確実に復習しましょう。

・ 復習を、次回授業の前にも必ず行うこと。授業前に(前日か当日がよい)前回のノートを読み、基本的な概念を再確認して下さい。 
成績評価の方法
授業への積極性・取り組み度合い(10%)、リポート課題(50%)、試験(40%、小テストを含む)により総合的に評価する。ただし,課題の提出は必須とする。 
テキスト・参考書等
授業時に適宜、資料を配布する。 
履修上の留意点
【manabaの利用法】

授業連絡及びリポートの提出 
資料
備考
休講及び補講の情報については,Campusmateを確認下さい.