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授業科目名 醸造プロセス工学 
授業科目名(英字) Brewing Process Engineering 
必修・選択
選択 
開講セメスター
学部5 
ナンバリングコード AGC-2S-308 
単位数
担当教員

伊藤 俊彦

副担当教員
実務経験のある教員等による授業科目に該当



授業の目標
清酒、焼酎、味噌、醤油などの麹を用いる伝統的な醸造物製造の基礎知識を学び、醸造プロセスなどを物理化学的、生物学的に理解し、説明できる力を身につける。 
到達目標
授業を通して、以下に示す資質・能力を身につける。
清酒、焼酎、味噌、醤油などの麹を用いる醸造物製造の基礎知識を持ち、説明することができる。 
身につく能力 <全学ディプロマ・ポリシー>

 ○【知識・理解・技術】
  1.各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている

  【教養・基礎的能力】
  2.幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている

  【態度・志向性】
  3.多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる

  【態度・志向性】
  4.時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる

 ○【問題発見・解決能力】
  5.専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている

  【グローカル・創造的思考力】
  6.地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を想像する力を身につけている 
授業の概要
主として麹を利用する醸造物製造のプロセスなどについて、その実際、意義などを物理化学的、生物学的な視点から考えつつ学びます。また醸造技術の開発と研究の実際について学びます。
毎講義終了後には小テストを行います。 
授業の計画
以下の計画に従い、配布資料等に基づいて講義します。

1.序論 清酒醸造における技術革新の歴史   

2.清酒原料と原料処理(1)  原料米の特性と評価、精米  

3.清酒原料と原料処理(2)  洗米・浸漬と加熱蒸煮  

4.清酒麹製造  製造の実際、製麹管理   

5.清酒酒母  製造の実際、酒母の発酵管理   

6.清酒醪  製造の実際、醪の発酵管理   

7.ろ過と輸送、殺菌と微生物管理   

8.醸造技術の開発と研究(1)   

9.醸造技術の開発と研究(2)   

10.みりん、発酵調味料などの製造   

11.単式焼酎の製造(1)  原料と原料処理   

12.単式焼酎の製造(2)  発酵    

13.単式焼酎の製造(3)  蒸留   

14.味噌の製造    

15.醤油の製造    

16. 定期試験 
授業時間外学修の指示
・授業の終わりに指示する復習、課題などをしっかりと行ってください。


・授業で生じた疑問は、教員に質問するとともに、必ず自分で図書館その他で調べてください。 
成績評価の方法
授業態度(確認問題解答の提出状況など:40%)と定期試験の成績(60%)により、評価します。 
テキスト・参考書等
テキストは使用しません。適宜資料を配布します。
資料の配布方法はmanabaを確認してください。

参考書
石川雄章編著『増補改訂清酒製造技術』 日本醸造協会 本体 4,600円 ISBNコード なし
西谷尚道編著『本格焼酎製造技術』 日本醸造協会 本体 5,830円 ISBNコード なし
栃倉辰六郎編著 『醤油の科学と技術』 日本醸造協会 本体 8,000円 ISBNコード なし 
履修上の留意点
発酵学概論を受講していることが望ましい。 
資料
備考
特にありません。 


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